SVF Java版実行部をJava11環境で利用する場合の制限事項について

製品ブランド:

SVF

製品名: Report Director Enterprise , SVF for Excel , SVF for FiBridgeⅡ/Java Edition , SVF for FX-STDOUT/Java Edition , SVF for Java Print , SVF for NEC MultiCoder , SVF for PDF , SVF for PlainTXTⅡ/Java Edition , SVF for SATO/Java Edition , SVF for TEC/Java Edition , SVF for TIFF図面 , SVF for Web/CSV Java Edition , SVF for Web/TIFF Java Edition
バージョン:

公開日時:

2019/01/31 10:00

更新日時:

2019/11/08 13:49

記事番号:

000016106

Java版実行部をJava11環境で利用される場合の制限事項は以下のとおりです。
お客様の稼働環境、様式フォーマット、データを含めた運用形態によって制限事項の影響が異なります。
このため、以下の情報をご参照いただき、事前検証をお願いいたします。


-グラフィックモードの様式ファイル利用時、フォント形状や印字位置に差異が生じる
-Java11における速度低下について
-フォント設定を行っていない環境でのテキストフレーム利用時のWARNINGエラーについて


 

グラフィックモードの様式ファイル利用時、フォント形状や印字位置に差異が生じる


事象:

グラフィックモードの様式ファイルを利用した出力においてJava8以下の環境とJava11以降の環境では印字位置に差異が発生する場合があります。
グラフィックモードのXML様式ファイルの見分け方については、以下のFAQをご参照ください。
【例:SVF Global Font Packのフォントを使用した場合】
  以下にて「上方向」「右方向」のずれを確認しています。
・ 上方向ずれるフォント:OCRB, Arial, BatangChe, DotumChe, TimesNewRoman, YuGothic, SimHei, SimSun, MingLiU, PMingLiU
・ 文字間隔が狭まるフォント:様式にて「ボールド」を指定したAngsanaNew, CordiaNew以外の全フォント
 

    16106-1

原因:

グラフィックモードは、JavaVMのFontMetricsが返すAscent、Descentの値にて描画位置を計算していますが、Java 11ではJava8以下と異なる値を返す場合があります。
これによりJava11以降とJava8以下では印字位置に差異が生じることを確認しています。
また、フォントのメトリックス値はOSやJava のバージョン、インストールされているフォントに依存しているため印字位置に差異が生じる条件を算出することはできません。
Java11での変更内容は以下の「参考(外部サイト)」をご確認ください。
 
参考(外部サイト):

対応策:

必要に応じて以下のいずれかをご検討ください。
   ・ グラフィックモードの様式ファイルにてピッチ調整を行い、期待する出力になるレイアウトに変更する
   ・ ベーシックモードの様式ファイルに変更する
   ・ Java8以前にて実行する。 ※1
          ※1 SVF Ver.9.2の新規販売期間中、Oracle社の公式アップデート終了したJavaをご利用の場合も「通常保守サービス」と同様に、
       弊社にて原因の切り分けを実施し、製品に起因する問題の場合には、パッチを提供いたします。
       なお、脆弱性を含め、弊社がJavaに起因する問題と判断した場合には、Javaのバージョンアップをお願いする場合があります。

 


   

 

Java11における速度低下について


事象:

弊社の性能検証(帳票出力処理を並列で6回実施)において、同一環境にてOracle Java8からOracle Java11/OpenJDK11へ入れ替えることにより、以下の機種での速度低下を確認しています。

 

  Windows Linux
ベーシックモード DotPrinter(ESCP)
DotPrinter(IBM5577)
DotPrinter(PR201)
Hitachi Prinfina MANAGER ESCP
TEC B474
EXCEL
CSV
DotPrinter(ESCP)
DotPrinter(IBM5577)
DotPrinter(PR201)
FUJI XEROX DP Series
FiBridgeⅡ
FX-STDOUT、
Hitachi Prinfina MANAGER ESCP
Hitachi Prinfina MANAGER PS
UNISYS JPP
MultiCoder
NEC NPDL2
PDF
PlainTXT2
KYOCERA PRESCRIBE2
Adobe PostScript
RICOH RPDL2
RV
SATO
FUJITSU VSP
EXCEL
グラフィックモード FUJI XEROX ART4
Canon LIPS4
FUJI XEROX ART4
FUJI XEROX DP Series
EMF
Hitachi Prinfina MANAGER PS
UNISYS JPP
Canon LIPS4
Adobe PostScript


対応策:

処理速度が低下しているJava11においてもプリンターの印刷速度よりもSVFのスプールファイル作成速度のほうが大きく上回っていることを確認しています。
ただし、速度低下の影響はお客様の稼働環境、様式ファイル、データを含めた運用形態によって異なります。
上記の機種に限らず、お客様の稼働環境にて事前に性能検証いただくことをお勧めいたします。
なお、以下にて弊社の性能検証結果を提供いたしますので、Javaの入れ替え検討にあたり参考情報としてご利用ください。
SVF Java版実行部 Ver.9.2でのOracle Java11/OpenJDK11性能検証結果について  ※保守ユーザー様専用サイトにログインが必要です。

今後も継続し、Oracle社との連携調査および検証を実施し、現象の原因・改善が確認できた時点で本FAQは随時更新いたします。

 


 

 

フォント設定を行っていない環境でのテキストフレーム利用時のWARNINGエラーについて


事象:

以下の設定をしていない環境においてテキストフレームを利用した様式を出力した場合、出力には影響しませんが、プログラム実行時にWARNINGが表示されます。
・ SVF環境設定の[動作環境の設定]-[環境変数/テキストフレーム]の「フォント設定」に何もフォントが設定されていない場合

    16106-2
対応策:

SVF環境設定の[動作環境の設定]-[環境変数/テキストフレーム]にてフォント設定をしてください。


 

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