6-5-1 1つのコンカレントプログラムで、複数種の帳票を印刷する場合

1つのコンカレントプログラムで2つ以上の種類の帳票を印刷する場合の処理手順とパラメーターの設定例について説明します。

処理手順

処理手順は、次のとおりです。

  1. 複数のSVFフォーム様式とSVFクエリー様式を持つコンカレントプログラムを作成します。
    または、パラメーターテキストファイルに複数のXML様式ファイルとクエリー様式ファイルを指定し、コンカレントのパラメーターとしてこのパラメーターテキストファイルを指定します。
  2. 使用するXML様式ファイルとクエリー様式ファイルをSVF実行部のコンピューターに保存します。
  3. コンカレントプログラムを実行します。
    コンカレントプログラムのパラメーターがSVF for Oracle E-Business Suite/Java Editionに引き渡され、パラメーターテキストファイルのデータも一緒に引き渡されます。
  4. SVF for Oracle E-Business Suite/Java EditionがSVF実行部の関数を実行します。
  5. SVF実行部が最初のクエリーを実行し、Oracleデータベースからデータを入手し、最初のフィールドにデータを渡します。その後、コンカレントのパラメーター、またはパラメーターテキストのパラメーターの記述がある場合には、処理を繰り返します。
  6. すべてのクエリー様式ファイルとXML様式ファイルの処理が完了した後、スプールデータが作成されます。
    正常に処理されると、Oracle E-Business Suiteにリターンステータスとして、「0」を返します。
  7. Report Director Enterpriseを併用している場合は、スプールデータがReport Director Enterpriseにスプールされ、帳票が出力されます。

パラメーターの設定例

  • Oracle E-Business Suiteのコンカレントプログラムからパラメーターとして、複数のXML様式ファイルと複数のクエリー様式ファイルをSVF for Oracle E-Business Suite/Java Editionに与えます。または、パラメーターテキストファイルに同様の形式でパラメーターを記載します。両方が記述されている場合は、最後に指定したものが有効です。
    パラメーターの設定例は、次のとおりです。
    設定例1

    コンカレントパラメーターで指定する場合

    • SVF実行部アドレス 10.17.100.32
    • SVFフォーム様式(1つ目) seikyu.xml
    • SVFクエリー様式(1つ目) seikyu.vrq
    • Org_id 10~40は固定です。
    • SVFフォーム様式(2つ目) FormName2=mitsumori.xml
    • SVFクエリー様式(2つ目) QueryName2=mitsumori.vrq
    • クエリー(2つ目)のUID UID2=apps2
    • クエリー(2つ目)のPWD PWD2=apps2
    設定例2

    パラメーターテキストで指定する場合

    • XML様式ファイル(1つ目) FormName= seikyu.xml
    • クエリー様式ファイル(1つ目) QueryName=seikyu.vrq
    • XML様式ファイル(2つ目) FormName2= mitsumori.xml
    • クエリー様式ファイル(2つ目) QueryName2= mitsumori.vrq
    • クエリー(2つ目)のUID UID2=apps2
    • クエリー(2つ目)のPWD PWD2=apps2
    設定例3

    THIN接続する場合

    • XML様式ファイル(1つ目) FormName= seikyu.xml
    • クエリー様式ファイル(1つ目) QueryName=seikyu.vrq
    • クエリー(1つ目)のDBQ DBQ=192.168.100.100
    • クエリー(1つ目)のKIND {$KIND}=ORCL.THIN
    • クエリー(1つ目)のPORT {PORT}=1521
    • クエリー(1つ目)のSID {SID}=ORCL1
    • XML様式ファイル(2つ目) FormName2= mitsumori.xml
    • クエリー様式ファイル(2つ目) QueryName2= mitsumori.vrq
    • クエリー(2つ目)のDBQ DBQ2=192.168.100.102
    • クエリー(2つ目)のKIND {$KIND}2=ORCL.THIN
    • クエリー(2つ目)のPORT {PORT}2=1521
    • クエリー(2つ目)のSID {SID}2=ORCL2
  • 各種パラメーターは従来との互換性を保つために、2つ目以降のパラメーターを設定するとき、パラメーター名の後に「2」、「3」、....「N」と付加して指定します。
    変数の場合は、変数を[]で囲み、その後に「2」を付加します。パラメーターテキストで指定する場合も同様です。

    設定例

    RE_PROC2=aaa(a,b)
    POST_PROC2=ccc(e,f)
    NODATAMSG2=対象データなし
    NODATA_FIELD2=N_FIELD
    [9|CODE]2=5678
    Condition2=[TOKUISAKI]='aaa'
    
    参考

    環境によって「|」が文字列として指定できない場合があります。その場合は、「|」の前に「¥」を指定します。
    例  [9¥|no]=10
    または、パラメーター全体を「'」または「"」でくくります。
    例  '[9|no]=10' または "[9|no]=10"

  • 複数のXML様式ファイルでクエリー様式ファイルを1つしか指定していない場合は、すべてのXML様式ファイルにこのクエリー様式ファイルを適用します。
    クエリー様式ファイルを2つ以上指定する場合は、XML様式ファイルを必ず同数設定します。
    そのほかのパラメーターも同様に、1つの場合はすべてのXML様式ファイルとクエリー様式ファイルに適用され、2つ以上指定する場合はXML様式ファイルと同数設定します。

    XML様式ファイルが4つの場合で4つ目のXML様式ファイルへの変数を指定する場合

    FormName4=seikyu.xml
    QueryName4=seikyu.vrq
    [9|CODE]4=34
    
    参考
    • 環境によって「|」が文字列として指定できない場合があります。その場合は、「|」の前に「¥」を指定します。
      例  [9¥|no]=10
      または、パラメーター全体を「'」または「"」でくくります。
      例  '[9|no]=10' または "[9|no]=10"
    • 次のパラメーターは、1つのコンカレントプログラムから複数回指定できません。
      Port、SpoolFileName、ComputerName、UserName、DocName、OutputPrinter、OutputVPrinter、OutputVPrinter2、Copies、CalcMode、Duplex、Tray、Obin、Stap、Sort、Punch