1-1 プログラム構成と動作

SVF for Oracle E-Business Suite(以下SVF for Oracle EBS)は、「Oracle E-Business Suite」のコンカレントプログラム連携に基づいて開発された帳票出力ツールです。オラクル社のデータベースにネイティブな接続を実現します。
また、SVF for Oracle EBSは、基幹業務での各社高性能プリンターへの対応を強化し、オープンな出力環境を提供します。その結果、Web化された基幹システムでは精度の高いPDF帳票出力、大量分散印刷、機種に依存しない基幹系プリンターからの高速印刷、伝票発行などの構築が可能です。
SVF for Oracle EBSをOracle E-Business Suiteのコンカレントプログラムの1つとして登録することで、Oracle E-Business Suite上の各種の帳票、伝票、レポート出力アプリケーションから利用できます。



SVF for Oracle E-Business Suiteの概要図

SVF for Oracle EBSは、大きく分けてSVF for Oracle E-Business Suite Connect実行部(以下SVF for Oracle EBS Connect実行部)とSVF for Oracle E-Business Suite/Java Editionから構成されています。
SVF for Oracle EBSの動作概要は次のとおりです(上図の1~4に対応)。


  1. ユーザーがOracle E-Business Suite上にある帳票出力を伴うアプリケーションに出力指示を出すと、SVF for Oracle EBS Connect実行部は、その出力指示をコンカレントプログラムを通じて受け取ります。
    コンカレントプログラムでは、SVF実行コンピューターのIPアドレス、使用するXML様式ファイル名、使用するクエリー様式ファイル名などを指定します。


  2. SVF for Oracle EBS Connect実行部は、コンカレントプログラムで指定されているIPアドレスに対してパラメーターを送り、SVF for Oracle E-Business Suite/Java Editionに引き渡します。


  3. SVF for Oracle E-Business Suite/Java Editionは、受け取ったパラメーターをSVF実行部製品(SVF for Java Print、SVF for PDFなど)に引き渡します。


  4. SVF実行部製品は、受け取った印刷指示に従い、XML様式ファイルとクエリー様式ファイルを読み込みます。
    また、読み込んだクエリー様式ファイルに従ってOracleデータベースからデータを取得し、プリンターまたはPDFファイルなどへ出力します。そして、処理結果をOracle E-Business Suiteサーバーに戻します。

参考

SVF for Oracle E-Business Suite/Java Editionは、OCI接続以外にTHIN接続も可能です。