3-1 SVFサーバーとSVF環境設定

SVFサーバー

SVF for PDFをインストールしたサーバーを、本マニュアルでは「SVFサーバー」と呼びます。SVFサーバーは、デバイスへ出力する「プリントサーバー」の機能を持つと同時に、クライアントに対しSVFサーバーの管理機能を提供します。

SVF環境設定

SVFサーバーの環境設定は「SVF環境設定」で行います。SVF環境設定は、SVFサーバーからクライアント側にダウンロード、実行されるデスクトップアプリケーション(ClickOnce方式)として提供されますので、WebブラウザーでSVFサーバーに接続すればSVF環境設定を利用でき、アプリケーションをインストールする必要がありません。

参考

ClickOnce

ClickOnceでは、アプリケーションは初回の接続時にのみダウンロードされ、以降は同じ操作によりダウンロードされたアプリケーションが起動します。アプリケーションが更新された場合は、アプリケーションの起動時に最新バージョンがクライアントにダウンロードされます。このようにClickOnceでは、Webアプリケーション同様にクライアント上のアプリケーション管理が不要なことに加え、WindowsのリッチなGUIを持ったアプリケーションを利用できる点がメリットです。

SVF環境設定では、接続先として登録したSVFサーバーごとに、サーバーの動作環境やプリンターの出力方法を設定できます。初期設定では、ClickOnceのダウンロード元のSVFサーバーが管理ターゲットとして登録されていますが、ほかのSVFサーバーの追加も可能です。
SVF環境設定のメニューからは、さらに「SVFサーバー管理ユーティリティ」、「PDF暗号化計算機」、「ソフトフォントユーティリティ」など特定の作業のための操作ツールを起動し、複雑な設定をアイコンやボタンのクリック操作で設定できます。

制限事項

SVF環境設定は、クライアント側よりもサーバー側のバージョン(Service Packも含む)が上位のSVFサーバーには接続できません。SVFサーバーを選択すると、上位バージョンのSVFサーバーには接続できない旨のメッセージが表示されます(Service Pack 4で対応)。上位バージョンのSVF環境設定画面を参照する場合は、上位バージョンの接続URLからSVF環境設定画面にアクセスしてください。


SVFサーバーでは、Webサービス「SVFWebService」がSVF環境設定の機能を提供します。本章では、次の画面の操作方法について説明します。

名称 説明

APPLICATION MENU

SVFWebServiceのメニュー画面です。クライアントからWebブラウザーでこのメニューに接続し、SVF環境設定を起動します。
SVF環境設定 SVF実行部の動作やプリンターを設定するアプリケーションです。
SVFサーバー管理ユーティリティ SVF環境設定のメニューから起動します。このユーティリティで選択したSVFサーバーが、SVF環境設定で管理されます。

なお、次の内容は次章以降で説明しています。

内容 場所、起動方法
プリンター機種ごとの設定項目、内容 SVF環境設定 第4章 プリンター機種別設定
PDF暗号化計算機 SVF環境設定から起動 4-3-3 PDFファイルの暗号化について
ソフトフォントユーティリティ SVF環境設定から起動 第6章 外字などの出力