Universal Connect/X経由でPDFファイルを出力するときに、PDFユーティリティを実行できます。
CSVデータ形式
CSVデータ形式を使用する場合は、データファイルの先頭にVRPDFUTIL関数を記載します。その際、<start>タグと<end>タグの間にVRPDFUTIL関数を記載します。
注意
各パラメーターの区切り(デリミター)文字として「&」を使用しているため、パラメーターの値に「&」が含まれている場合は、ダブルクォートで囲む必要があります。
プロファイルを使用する場合
プロファイルを使用する場合は、次の書式で、使用する機能名、およびプロファイルを指定します。
VRPDFUTIL=[Method=機能名] & [Profile=パラメーターファイルパス]
直接パラメーターを渡す場合
プロファイルを使用せず直接パラメーターを関数に渡す場合は、次の書式で、使用する機能名、およびパラメーターを指定します。
各パラメーターは「&(アンパサンド)」でつなぎます。
VRPDFUTIL=[Method=機能名] & [パラメーター名=値] & [パラメーター名=値] &......
プログラム例
<start> : VRPDFUTIL=Method=DrawString & Profile=c:/drawstring.profile VRPDFUTIL=Method=Restrict & AcceptURI= http://www.fit.co.jp/ & Alerts="このPDF は指定したURI 以外からは閲覧できません。" : <end>
XMLデータ形式
XMLデータ形式を使用する場合は、<document>タグにpdfutil関数を指定します。
注意
各パラメーターの区切り(デリミター)文字として「&」を使用しているため、パラメーターの値に「&」が含まれている場合は、ダブルクォートで囲む必要があります。
プロファイルを使用する場合
<document pdfutil="[Method=機能名] & [Profile=プロファイルパス]">
DrawStringで文字を描画するとともに、Encryptで印刷を禁止する、編集を禁止するなど複数設定したい場合は、「|」にて区切って記述してください。
<document pdfutil="[Method=機能名] & [Profile=プロファイルパス] | [Method=機能名] & [Profile=パラメーターファイルパス] ">
直接パラメーターを渡す場合
<document pdfutil="[Method=機能名] & [パラメーター名=値] & [パラメーター名=値] &・・・>
プログラム例
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?> <vfreport> <document pdfutil="Method=Restrict & TimeLimit=201004010000 & Alerts=,このPDF は 2010年4月1日0時0分以降閲覧することはできません。"> </document> <document file="C:\OrderSheet.pdf"> ・ ・ </document> </vfreport>