7-4-2 Windowsサービス

ここでは、Windowsサービスの起動方法と動作設定について説明します。

起動方法

起動パラメーターにより、PAliteで設定ファイルを指定した起動およびWindowsサービスへの登録、解除が可能です。

Fit.PAlite.exe [/f=動作設定ファイル名] [/s=WindowsService名] [/d=WindowsService表示名] [/a=アカウント名] [/p=パスワード] [/u]
参考

PAliteをWindowsサービスとしてインストールした場合は、「SVF PAlite Service」がサービスとして登録され、Windowsの起動、終了とともに自動で開始、停止します。

パラメーターの詳細

  • 動作設定ファイルを指定する
    パラメーター /f=動作設定ファイル
    説明 動作設定ファイル名を指定します。指定した動作設定ファイルが存在しない場合は起動時に作成します。
    なお、複数の異なるポート番号を定義した動作設定ファイルを作成し、起動時に指定することで複数のPAliteを起動できます。
    省略時 [インストールパス]¥Fit.PALite.ini
  • Windowsサービス名を指定する
    パラメーター /s=WindowsService名
    説明 指定のWindowsService名でPAliteをWindowsサービスへインストール(またはアンインストール)します。
    インストールに成功した場合は自動的にサービスを開始します。
    省略時 Windowsサービスへのインストール、アンインストール時は必須。省略時はタスクトレイ起動。
  • Windowsサービス表示名を指定する
    パラメーター /d=WindowsService表示名
    説明 Windowsサービスへのインストール時、/s オプションで指定したWindowsサービスに対する表示名を指定します。
    空白を入れる場合はダブルクォーテーション「"」で括ります。
    省略時 SVF PALite Service
  • Windowsサービスインストール時にアカウントを指定する
    パラメーター /a=アカウント /p=パスワード
    説明 Windowsサービスへのインストール時に/s オプションで指定したWindowsサービスに対するアカウントおよびパスワードを指定します。
    省略時 Local System
  • Windowsサービスからアンインストールする
    パラメーター /u
    説明 /s オプションで指定したWindowsサービス名をアンインストールします。
    省略時 Windowsサービスからのアンインストール時は必須。省略時はインストール。

指定例

  • 動作設定ファイル「FIT.PALite_44205.ini」を指定してタスクトレイ起動する場合
    > Fit.PAlite.exe /f=FIT.PALite_44205.ini
  • 「PALiteService」でPAliteをWindowsサービスにインストールする場合
    > Fit.PAlite.exe /s=PALiteService
  • 動作設定ファイル「Fit.PALite_44205.ini」、WindowsService名「PALiteService44205」、Windowsサービス表示名「SVF PALite Service(44205)」でWindowsサービスにインストールする場合
    > FIT.PALite.exe /f=FIT.PALite_44205.ini /s=PALiteService44205 /d="SVF PALite Service(44205)"

サービスマネージャーからアカウントを指定または登録できます。
サービス名「SVF PAlite Service(44205)」を選択後、右クリックで表示されるメニューから[プロパティ]を選択し、[ログオン]タブをクリックします。
アカウント]の選択後にPAliteを使用するアカウント名およびパスワードを入力し、[適用]ボタンまたは[OK]ボタンをクリックします。


サービスのプロパティ

注意
  • コマンドプロンプトを利用して、Windows Vista以降のOSでWindowsサービスにインストールまたはアンインストールする場合は、コマンドプロンプトを「管理者モード」で起動してください。
  • Windowsサービスにインストールする場合は、Windowsサービス名およびWindowsサービス表示名は一意である必要があります。他のサービス名、サービス表示名と重複しないようご指定ください。
  • Windowsサービスを「Local System」で使用した場合は、正常に出力処理ができないことがあります。アカウントを指定し、ユーザープロファイルと関連付けて運用してください。

動作設定

PAliteをWindowsサービスとして登録した場合は、次のファイルを直接編集して動作を設定します。

(PAliteのインストールディレクトリ)¥Fit.PALite.ini

参考

起動パラメーターで動作設定ファイルを指定することもできます。詳細は本項の「起動方法」を参照してください。

設定ファイルの設定項目名は次の表のとおりです。表中の[説明]列の内容は、「7-4-1 タスクトレイ」における[動作設定]ダイアログの各設定項目に対応します。

設定項目名
初期値*1
説明
PortNo 44201 ポート番号
Timeout 30 タイムアウト(秒)
IsFewErrorMargin True 誤差の少ないモード
LogLevel Warning ログ出力レベル
LogSaveDays 7 ログ保存日数(日)
LogFolder なし ログ出力先
IsWaitPrintStatus True Windowsスプーラーのステータスを監視する
SelectPaperMode 0 用紙選択モードを使用するかどうかを指定します。Service Pack 5で対応しています。
「用紙選択モード」は、用紙サイズが「連帳」か「フリー」の様式ファイルを印刷する場合、または、用紙サイズが連帳、フリー以外で用紙サイズがプリンタードライバーに登録されていない場合、意図した用紙サイズで出力されない現象を防ぐことができるモードです。
  • 0(既定値)
    ユーザー定義用紙を選択します。プリンターに用紙サイズを指定できる場合に選択します。
  • 1
    幅、高さが最も近い用紙を選択します。プリンターに用紙サイズを指定できない場合に選択します。
RectCalcMode 0 EMFの印刷サイズをVer. 8.2以前またはVer. 9.0以降のいずれの動作で計算するか選択するモードです。誤差の少ないモードが無効な場合のみ有効です。Service Pack 6で対応しています。
  • 0(既定値)
    用紙サイズをマイクロメートル単位で取得し計算(Ver. 9.0以降)
  • 1
    用紙サイズをミリメートル単位で取得し計算(Ver. 8.2以前)
  1. 初期値は設定項目の記述を省略した場合に設定される値です。
参考
  • ネットワーク経由(localhost以外)でデータを受信する場合は、ファイアーウォールでブロックされて正しく通信できない場合があります。ファイアーウォールが有効の場合は、ファイアーウォールの例外設定にポート番号(上表のPortNoの値)または「Fit.PAlite.exe」を設定してください。
  • Ver. 9.1から、Windowsスプーラーの印刷処理状態を待ってから応答できるようになりました。設定ファイルに対してのみ、「IsWaitPrintStatus」という項目として設定されます。