9-3 プロファイルの詳細

プロファイルとは、実行時のパラメーターをあらかじめ定義したテキストファイルです(拡張子は「.profile」)。作成したプロファイルをコマンドラインやユーティリティGUIからプロファイルインタープリターに渡すことにより、複雑なパラメーターを簡単に指定し、実行できます。
プロファイルの作成には、手動で作成する方法と、ユーティリティGUIを使用して作成する方法があります。手動で作成する場合は、以降の説明に従い、テキストエディターなどを使用して作成してください。ユーティリティGUIで作成する場合は、「9-6-1 ユーティリティGUIを使用したプロファイルの作成」を参照してください。

プロファイルの書式

プロファイルの書式は、Javaプロパティファイルと同様に、半角の等号 (=)で結ばれたパラメーター名と値を対で記述します。

プロファイルの例

Encoding=UTF-8 
Method=DrawString
PluginVersion=1.0.4
X=0.0
Y=0.0
String=SVF for PDF Utility
Font=Courier
Points=40.0
StrokeWidth=1.0
Color=1.0, 0.8, 0.0
LastLayer=True
RotationAngle=45
Transparency=70
Action=0
TilePage=True
EmbeddedFont=True
EmbeddedFontURI=C:\Windows\Fonts\msgothic.ttc
EmbeddedFontNum=1

プロファイルのパラメーター

プロファイルのパラメーター詳細について説明します。
各メソッド共通のパラメーターは、次のとおりです。

パラメーター
説明
Encoding=ファイルエンコーディング プロファイルのファイルエンコーディングを指定します。
Encodingの指定がない場合は、デフォルトエンコーディング(MS932)として動作します。
Method=メソッド名 メソッド名を指定します。各メソッドの機能とパラメーターの詳細は、「9-3-1 DrawString」以降のメソッドの説明を参照してください。
PluginVersion=バージョンナンバー プロファイル作成時のプラグインのバージョンを指定します。ユーティリティGUIを使用してプロファイルを読み込んだときにバージョンがチェックされます。
Profile=プロファイルパス(複数指定可)
保存されたプロファイルのパスを指定します。パスをカンマで区切り、複数のプロファイルを指定できます。「Method=」および、各パラメーターが指定されたファイルの中に、さらに「Profile=」を含めることはできません。このパラメーターは、タスクリスト(.tasklist)の内部処理のために用意されているため、通常使用しません。

メソッド一覧

PDFユーティリティに用意されているメソッドの一覧です。

メソッド
説明
DrawString PDFファイルの指定されたページに、任意の文字列を描画します。
Restrict PDFファイルの閲覧制限を設定します。
Encrypt PDFファイルを暗号化します。
このメソッドは、そのほかのすべてのメソッド処理が終了した後に一度だけ実行してください。
Decrypt 暗号化PDFを復号化します。
Merge PDFファイルをマージします。
Extract PDFファイルからページを抽出します。
DrawImage PDFファイルの指定されたページにイメージを描画します。
HyperLink PDFファイルの指定されたページにリンクを設定します。
EmbedFile PDFファイルにファイルを埋め込みます。
PDFXConverter PDFファイルをPDF/X形式に変換します。
PDFAConverter PDFファイルをPDF/A形式に変換します。