プリンター設定画面の[フォント設定]で、XML様式ファイルに指定したフォントと使用するフォントファイルを関連付けることで、IVS文字が出力できるようになります。
注意
フォント設定時の注意事項などについては、「2-5 フォントに関する注意点」を参照してください。
フォント設定手順
[フォント設定]の設定手順は次のとおりです。
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[フォント設定]欄の右側にある
ボタンをクリックします。
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[フォント設定]ダイアログ右上の[フォント名を追加します。]ボタン
をクリックします。
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各種項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
項目説明 フォント名 SVF設計部での設計時に使用したフィールドや固定文字で使用しているフォントの名前です。該当するフォント名がドロップダウンリストにない場合は、直接フォント名を入力します。
UNIXの場合は、使用するフォント名を指定します。UNIX上などで動作させる代替フォントの設定を使用する場合は、代替フォント名を指定します。フォントパス 実際に参照するフォントファイルを指定します。指定可能なフォントはTrueTypeまたはOpenType形式です。
基本的に設計フォントと同じフォントを指定します。設計フォントと異なるフォントを指定した場合には、設計位置と描画位置がずれる場合があります。フォント番号 フォントファイル内の番号を指定します。フォントファイルがTrueTypeコレクション形式(拡張子TTC)の場合は、1つのファイルに複数のフォントが含まれているため、使用するフォントの番号を指定します。TrueTypeコレクション形式以外の場合は、常に「1」を指定します。 コード範囲 使用するフォントの範囲(サロゲートペア文字を含む)を16進数表記の文字列で指定します。
指定可能な範囲は次のとおりです。- サロゲートペア文字を出力する場合 0 - 10FFFF
- サロゲートペア文字を出力しない場合 0 - FFFF
参考
[コード範囲]の設定によりフォントを切り替える場合は、すべての範囲をカバーするよう設定する必要があります。
ベーシックモードのXML様式ファイルを使用するときにこの機能を使用する場合は、描画位置のずれなどが発生することがあります。Windows仕様のTrueType外字(EUDC)を使用するとき以外は、[コード範囲]でフォントを切り替えないようにしてください。フォントの高さのみ使用EMF機種は通常、設計時に指定したフォントの高さデータと横幅データの両方を使用して文字を出力しますが、GIDで出力するときに限り、設計時に指定した高さデータと横幅データを使用するか、高さデータのみを使用するかを指定できます。 - する
設計時の横幅データを使用せずに、高さデータのみを使用して文字を出力します。
[ する]を選択すると、設計時の横倍の指定は無効になり、高さデータに応じた横幅データが自動計算されて出力されます。注意
- しない
設計時のフォント幅と高さを使用して、文字を描画します。
EMF機種を利用し、GIDで出力すると、設計時のサイズどおりに出力されないフォントがあります。本オプションはこの現象を回避するために使用します。参考
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複数のフォント名、またはフォント名ごとに複数のフォントを利用しIVS文字を出力する場合は、手順2~3を繰り返し、設定が完了したら[OK]ボタンをクリックします。