第3章 アプリケーションに機能を実装する

SVF Web Direct Printの機能は、JavaScript APIを使ってWebアプリケーションに実装します。

参考

印刷やプレビューのAPIでは、SVF実行部で作成した印刷データを指定します。

印刷データ自体は、Webアプリケーションで別途作成する必要があります。また、「ファイル(圧縮)」形式で作成された印刷データの利用を推奨します。

JavaScript API

ここでは、SVF Web Direct Printの機能を実装するためのJavaScript APIについて説明します。各APIは、JavaScript APIのライブラリ「sdp.js」を読み込んで利用します。
APIの詳細については各ページを参照してください。

  • インスタンス生成
    SVF Web Direct Printのインスタンスを生成します。各機能は、生成したインスタンスのメソッドで実装します。
    インスタンスの生成については、「コンストラクター」を参照してください。
  • メソッド
    機能API説明
    印刷機能print指定した印刷データを指定したプリンターに印刷します。
    プリンターの選択だけができる「プリンター選択ダイアログ」を表示します。プリンターを選択した後[OK]ボタンをクリックすると、指定した印刷データを選択したプリンターから印刷します。
    プレビュー機能showPreviewWindow指定した印刷データを別ウィンドウにプレビュー表示します。また、プレビュー画面から印刷ボタンをクリックした際の動作も指定します。
    embedPreviewWindow指定した印刷データをiframeにプレビュー表示します。また、プレビュー画面から[印刷]ボタンをクリックした際の動作も指定します。
    deleteCacheプレビュー時に作成された一時ファイルの削除と、メモリの開放を行います。

    プリンター情報取得

    getPrintersInfoクライアントPCに登録されているプリンターの一覧と各プリンターの情報を取得します。

    設定変更

    updateConfigFile指定したファイルで、ローカルPCの動作設定を更新します。
    updateTraymap
    (Service Pack1で対応)
    「Traymap.ini」を変更するためのXMLファイルを指定して、ローカルPCの「Traymap.ini」を更新します。 「Traymap.ini」はEMFまたはEMFPLUSで印刷する場合に、APIで指定したトレイ番号とプリンターの給紙トレイ番号を紐付けするために使用します。

    参考

    SVF Web Direct Printでは非同期処理をする際にPromiseオブジェクトを使用します。

    PromiseのPolyfillライブラリを使用しているため、PromiseをサポートしていないInternet Explorer 11でも使用することができます。

    注意

    Service Pack 1以降でプレビュー機能を利用する場合は、Service Packに同梱されている以下のファイルを、「sdp.js」と同じフォルダー内に配置してください。

    • previewwindow.html
    • gif-load.gif