コンストラクター

SVF Web Direct Printのインスタンスを生成します。また、必要なプロパティを設定します。

構文

new SDP([port[, locale[, showMessage[, protocol]]]]);

引数

 

引数 必須 説明
port   JavaScript APIが通信するSDPClientServiceのポート番号を「1」から「65535」の範囲で指定します。省略した場合、指定した値が無効の場合はポート番号「44580」と通信します。
SDPClientServiceが使用するポート番号は、タスクトレイアプリから設定できます。詳細は、「4-2 SDPClientServiceの動作設定」を参照してください。
locale   プリンター選択ダイアログおよびプレビュー画面に表示する文字の表示言語を指定します。省略した場合はブラウザーの表示言語で表示します。
なお、「印刷ダイアログ」およびSDPTaskTrayの表示言語は、クライアントPCのOSのロケールに従います。
  • 'ja'
    日本語
  • 'en'
    英語
  • 'zh_CN'
    中国簡体字
showMessage   エラーメッセージダイアログを表示するかどうかを指定します。省略した場合はダイアログを表示しません。
protocol   JavaScript APIがSDPClientServiceと通信するためのプロトコルを指定します。アプリケーションと同じプロトコルを使用する必要があります。省略した場合はページのURLに指定されているプロトコルで通信します。
  • http
    HTTPプロトコルで通信します。
  • https
    HTTPSプロトコルで通信します。

 

エラーダイアログに表示されるメッセージ

現在、エラーダイアログとして表示されるメッセージは以下のとおりです。

 

メッセージ 説明
ネットワークエラーが発生しました。SVF Web Direct Printが起動しているか確認してください。 JavaScript APIからSDPClientServiceに接続できない場合にエラーダイアログが表示されます。
SDPClientServiceが起動しているかを確認し、起動していない場合は起動してください。SDPClientServiceの起動方法については、「4-1 クライアントアプリの起動と停止」を参照してください。
接続がタイムアウトしました。もう一度プレビュー表示をやり直してください。 プレビュー用のキャッシュが削除されている場合にエラーダイアログが表示されます。
もう一度プレビューの表示をやり直してください。

 

指定例

SDPClientServiceと50180ポートで通信するインスタンスを生成します。UIの文字を英語で表示し、エラーダイアログを表示します。SDPClientServiceとはHTTPSで通信します。

var sdp = new SDP(50180, 'en', true, 'https');

インスタンスのプロパティ

設定できるプロパティ

SVF Web Direct Printのインスタンスには、以下のプロパティが設定できます。

 

プロパティ 説明

relativePath
(Service Pack1で対応)

「sdp.js」を参照元のHTMLファイルとは異なるフォルダーに配置する場合に、「sdp.js」を配置するフォルダーの相対パスを指定します。
「sdp.js」を参照元のHTMLファイルと同じフォルダーに配置する場合は指定は不要です。

printerName プリンターを選択するダイアログを表示しない印刷方法の場合、出力先のプリンター名を指定します。省略した場合は、Windowsの「通常使うプリンター」に出力されます。
print()メソッドで「printerName」を指定している場合は、そちらの指定が優先されます。
docName 印刷時の文書名を指定します。省略した場合は、文書名は「Common/Client data」となります。
trayMode EMFまたはEMFPLUSの印刷データで給紙トレイを指定する場合、API VrSetTray(n)の指定値とプリンターの給紙トレイを紐付ける方法(トレイ制御モード)を「0」から「2」で指定します。
トレイ制御モードの詳細については、「トレイ制御モード」を参照してください。
windowWidth 別のウィンドウにプレビューを表示する場合のウィンドウの幅をピクセル単位で指定します。
指定しない場合は「800」となります。
windowHeight 別のウィンドウにプレビューを表示する場合のウィンドウの高さをピクセル単位で指定します。
指定しない場合は「650」となります。
windowTop 別のウィンドウにプレビューを表示する場合のウィンドウの左端からの位置をピクセル単位で指定します。
指定しない場合は「50」となります。
windowLeft 別のウィンドウにプレビューを表示する場合のウィンドウの上からの位置をピクセル単位で指定します。
指定しない場合は「200」となります。

windowTitle
(Service Pack1で対応)

別のウィンドウにプレビューを表示する場合のウィンドウのタイトルを指定します。
指定しない場合は「Preview Window」となります。

指定例

「sdp.js」の参照元のhtmlをルートフォルダーに配置している場合の例です。
「sdp.js」の配置先を「./js/」に設定し、「PDF Printer」に文書名「発注書」で出力します。また、トレイ制御モードには「1」を指定します。

var sdp = new SDP();
sdp.relativePath = "./js/";
sdp.printerName = "PDF Printer";
sdp.docName = "発注書";
sdp.trayMode = 1;
sdp.print();