3-1-1-1 テンプレート出力方式

テンプレート出力方式は、あらかじめテンプレートExcelファイルを作成しておきます。XML様式ファイルは、印刷データの出力位置(セル位置)を指示するために使用します。
JavaプログラムからAPI 関数を呼び出すことにより、テンプレートExcelファイルと印刷データを組み合わせ、Excelファイルを出力します。

テンプレートExcelファイルの作成

固定文字、罫線の配置など、帳票としてのデザイン設計は、あらかじめテンプレートExcelファイル上で行います。
必要に応じてフォントの設定、セルの結合、集計関数の定義などを行います。


テンプレートExcelファイル作成例

XML様式ファイルの作成

SVF for Excelでは、XML様式ファイルに配置したフィールドの情報から、出力先セル位置や属性情報を取得します。
フィールドとセルを関連付けるには次の2つの方法があり、SVF環境設定の[セル位置]で指定します。デフォルトの設定値は「コメント」です。

  • フィールド名」をセル名として指定する

  • フィールドの「コメント」欄にセル名を指定する

XML様式ファイルの用紙サイズやフィールドの座標位置などは無効となり、用紙の印字可能領域内に出力するセル数分のフィールドが配置されていれば、フィールドとセルが関連付けられます。なお、綴りページのあるXML様式ファイルを使用する場合、共通ページに配置されたフィールドは、すべてのページ(シート)に対して出力されます。
SVF環境設定の[セルの書式設定反映の仕方]が「様式ファイルも含めて反映」の場合、以下のフィールド属性が指定可能です。詳細は「3-1-2 プリンター機種設定(EXCEL)」を参照してください。

  • ボールド
  • イタリック
  • 文字色

Excelブック形式を使用時の制限事項については、必ず「3-1-5 SVF for Excelの制限事項」を確認してください。


XML様式ファイル作成例

プログラムの作成

VrComout関数を使用し、セルの書式設定や、出力セル位置の変更、ワークシートのコピーなどが行えます。テンプレート出力方式で使用できるAPI関数としては、次の関数があります。
API関数の詳細は、『SVF Java PRODUCTS API関数 リファレンスマニュアル』を参照してください。

関数名 機能
VrComout("/{XSFN ~}/") テンプレートExcelファイルの指定
VrComout("/{XSCL ~}/") セル書式の指定
VrComout("/{XSCC ~}/") 出力先セルの変更
VrComout("/{XSSA ~}/") 処理対象ワークシートの指定
VrComout("/{XSSC ~}/") ワークシートのコピー
VrComout("/{XSSD ~}/") ワークシートの削除
VrComout("/{XSSM ~}/") ワークシートの移動
VrComout("/{XSSE ~}/") シート保護や書き込みパスワードを設定(Service Pack 2で対応)