3-4-1 プリンター機種設定(Zebra)

ここでは、SVF環境設定におけるSVF for Zebraの各設定項目について説明します。
SVF環境設定については、『SVF for Java Printユーザーズマニュアル』、または『SVF for PDFユーザーズマニュアル』を参照してください。

参考

本機種は、グラフィックモードに対応していません。


SVF環境設定におけるSVF for Zebraの設定項目

項目
説明

出力

  • 出力先
    プリンター」または「ファイル」を選択します。

  • 出力ポート
    出力先]に「プリンター」を指定した場合、ネットワークに直接接続され、印刷データをLPRプロトコルで受信可能なデバイスを「IPアドレス:キュー名」の形式で指定します。
    プリンターによってキュー名が指定されている場合があるので、プリンター本体付属のマニュアルなどで確認してください。また、キュー名が指定されていないプリンターの場合でも、適当な値を設定する必要があります。
    プリンターのキュー名を設定しない場合は、出力されません。

  • 接続タイムアウト時間(秒)
    プリンターに接続するときのタイムアウト時間を秒単位で設定します。通常はデフォルト値のまま使用します。

  • 接続リトライ間隔(秒)
    プリンターに接続できなかったときの再試行間隔を秒単位で指定します。通常はデフォルト値のまま使用します。

  • コマンド処理中のタイムアウト時間(秒)
    LPRのコマンド処理中のタイムアウト時間を秒単位で指定します。通常はデフォルト値のまま使用します。

  • 印刷データ送信中の送信タイムアウト時間(秒)
    印刷データをプリンターに送信できなかったときのタイムアウト時間を秒単位で指定します。通常はデフォルト値のまま使用します。

  • 印刷データ送信後の受信タイムアウト時間(秒)
    印刷データをプリンターに送信後、プリンターからの応答待ち時間を秒単位で指定します。通常はデフォルト値のまま使用します。

  • 印刷データ送信時のバッファサイズ(KB)
    印刷データをプリンターに送るときのバッファサイズ(KB)を指定します。通常はデフォルト値のまま使用します。

  • 出力先がPAlite時の経由先
    出力先がPAliteの場合にSVFプリントスプーラー経由で出力するか、PAlite直接出力するかを指定します。
    詳細は、『SVF for Java Printユーザーズマニュアル』、または『SVF for PDFユーザーズマニュアル』を参照してください。

    • SVFプリントスプーラー経由
      スプールデータの管理をSVFスプーラーで行います。

    • PAlite直接出力
      スプールデータの管理をPAliteがインストールされているサーバーのWindowsスプーラーで行います。

  • ステータス取得プロトコル
    登録したプリンターの状態を取得し、SVFスプーラー画面上にプリンターの状態を表示するかどうか指定します。ただし、PAliteを経由した出力の場合プリンターステータスは取得できません。

    • 取得しない
      デバイスの状態を取得しません。

    • Host Resource MIB 1
      デバイスの状態をHostResourceMIBで取得します。取得した情報はSVFスプーラーに表示されます。

    • Host Resource MIB 2
      デバイスの状態をHostResourceMIBで取得します。取得した情報はSVFスプーラーに表示されます。
      Host Resource MIB 2」ではサービスコールをオンラインとみなします。

  • ステータス監視間隔(秒)
    プリンターステータスを取得する間隔(秒)を指定します。

  • ステータス監視タイムアウト(秒)
    プリンターステータスを取得したときのタイムアウト時間(秒)を指定します。

  • 出力ディレクトリ
    出力先]に「ファイル」を指定した場合、ファイルの出力先ディレクトリ名を設定します。設定したディレクトリに印刷データがファイルとして作成されます。

  • スプールファイル既定拡張子
    出力ファイルのデフォルト拡張子を指定します。

位置とサイズ
  • 印字位置調整量(横)(mm)
    調整量をmm単位で指定します。右方向へはプラス、左方向へはマイナスの値を指定します。

  • 印字位置調整量(縦)(mm)
    調整量をmm単位で指定します。下方向へはプラス、上方向へはマイナスの値を指定します。

ソフトフォント

  • ソフトフォント(外字)
    外字に対してソフトフォントを使用するかどうかを指定します。
    ここで対象となる文字コードの範囲は、次のとおりです。

    • Unicode
      U+E000~U+F8FF
    • SJIS系 *1
      0xF040~0xF9FC(エンコーディングによって文字コードが異なります)
    参考
    ソフトフォントとは、ソフトフォントユーティリティを使用して作成するイメージフォントを指します。デバイスが使用するフォントを持っていない場合は、ソフトフォントユーティリティでフォントイメージデータを作成し、「ソフトフォントファイル名」に作成したフォントイメージデータのファイル名を指定します。
    ソフトフォントユーティリティについては、『SVF for Java Printユーザーズマニュアル』、または『SVF for PDFユーザーズマニュアル』を参照してください。
  • ソフトフォント(IBM拡張文字)
    IBM拡張文字に対してソフトフォントを使用するかどうかを指定します。
    SJIS系で対象となる文字コードの範囲は、次のとおりです。

    • SJIS系 *1
      0xFA40~0xFCFC(エンコーディングによって文字コードが異なります)
  • ソフトフォント(NEC選定IBM拡張文字)
    NEC選定IBM拡張文字に対してソフトフォントを使用するかどうかを指定します。
    SJIS系で対象となる文字コードの範囲は、次のとおりです。

    • SJIS系 *1
      0xED40~0xEFFC(エンコーディングによって文字コードが異なります)
  • ソフトフォント(OCR-B)
    ソフトフォントでOCR-Bフォントを使用する場合は「使用する」を指定します。

  • ソフトフォント(サロゲートペア文字)
    サロゲートペア文字をソフトフォントで出力するかどうか指定します。

  • ソフトフォントファイル名(明朝)
    XML様式ファイルで明朝と設定している固定文字、フィールドに出力するソフトフォントファイル名を指定します。
    ソフトフォントファイルとして指定できるのは、次の種類です。

    • *.sft
      Ver. 7.0以降のソフトフォントユーティリティで作成したソフトフォントファイル
    • *.spf
      サロゲート文字をソフトフォントユーティリティで作成するときに、上記.sftと共に自動生成されるファイル
    • フォント名
      TrueTypeフォントのフォント名

    ソフトフォントファイルの指定方法の詳細は、『SVF for Java Printユーザーズマニュアル』、または『SVF for PDFユーザーズマニュアル』を参照してください。

     

  • ソフトフォントファイル名(ゴシック)
    XML様式ファイルでゴシックと設定している固定文字、フィールドに出力するソフトフォントファイル名を指定します。ソフトフォントファイルとして指定できるのは、[ソフトフォントファイル名(明朝)]と同じものです。

  • ソフトフォントファイル名(OCR-B)
    XML様式ファイルでOCR-Bと設定している固定文字、フィールドに出力するソフトフォントファイル名を指定します。ソフトフォントファイルとして指定できるのは、[ソフトフォントファイル名(明朝)]と同じものです。

  • ソフトフォント(拡張設定)
    より詳細なソフトフォントの設定を行う場合や、明朝、ゴシック、OCR-B以外のフォントをソフトフォントで出力する場合にこのプロパティを使用します。
    詳細は 『SVF for Java Printユーザーズマニュアル』、または『SVF for PDFユーザーズマニュアル』を参照してください。

    注意

    ソフトフォント(拡張設定)]を他のソフトフォントの設定と併用して定義した場合は、[ソフトフォント(拡張設定)]の定義が優先されます。

バーコード

  • バーコードの出力方法
    バーコードの出力方法を指定します。

    制限事項
    • イメージ出力]は、[ヒューマン文字印字]に対応していません。

    • コマンド出力]は、次の制限事項があります。

      • 雑誌バーコードと郵便番号、コードセット任意切り替え機能に対応していません。
      • ヒューマン文字印字]は、JAN標準、JAN短縮のみ利用できます。

      • バーコードアイテムの[]の設定は利用できません。

    コードセット任意切り替え機能については、『SVF for Java Printユーザーズマニュアル』、または『SVF for PDFユーザーズマニュアル』を参照してください。

     

  • バーコードの1モジュール幅(dot)
    コマンド出力の場合に、バーコードの基準幅を1~10dotの範囲で指定します。
    バーコードオプション]の[エレメントサイズ]が「自動算出」で、アイテムの[エレメントサイズ調整]の「有効にする」のチェックを外した場合は、この値を基準にします。
    バーコードオプション]の[エレメントサイズ]が「手動設定」の場合、またはアイテムの[エレメントサイズ調整]の「有効にする」にチェックを付けた場合は、この値を無視します。
    CODE39、NW7、ITFの基準幅は細バーです。エレメントサイズ設定が有効な場合、「細バー」、「太バー」で指定された値で印刷されます。
    JAN標準/UPC-A、JAN短縮/UPC-E、CODE128、CVS-EAN128、EAN128の基準幅はバー1です。エレメントサイズ設定が有効な場合、「バー 1」で指定された値で印刷されます。
    バーコードオプションの設定方法は、『SVFX-Designerユーザーズマニュアル』、または『SVF Web Designer帳票設計ガイド』を参照してください。

  • バーコードの比率
    バーコードの出力方法]が「コマンド出力」の場合に、細バーと太バーの比率を選択します。CODE39、NW7、ITFで有効です(「1:2.5」は実質2:5であるためバーコードの幅は「1:3」より大きくなります)。
    バーコードオプションの「エレメントサイズ」において、「手動設定」が指定されている場合はこの値は無視され、「細バー」と「太バー」で指定された値の比率が適用されます。
    バーコードオプションの設定方法は、『SVFX-Designerユーザーズマニュアル』、または『SVF Web Designer帳票設計ガイド』を参照してください。

  • GS1データバーの出力方法
    GS1データバーの出力方法を指定します。コマンド出力ではモジュール幅、セパレーター高さに対応していません。「イメージ出力」、コマンド出力ともにヒューマン文字印字に対応していません。

  • QRコードの出力方法
    QRコードの出力方法を指定します。コマンド出力ではマイクロQRの出力と、QRコードの連結、セルサイズ補正、回転出力、型番に対応していません。

  • PDF417の出力方法
    PDF417の出力方法を指定します。コマンド出力では、幅(dot)、高さ(dot)、セルサイズ補正には対応していません。

  • PDF417の1モジュール幅(dot)
    コマンド出力の場合に、PDF417のバーコードの基準幅を1~10dotの範囲で指定します。

  • PDF417の列数(コードワード数)
    コマンド出力の場合に、PDF417の列数(コードワード数)を1~30の範囲で指定します。

  • PDF417の1行の高さ(単位:0.1mm)
    コマンド出力の場合に、PDF417の1行の高さを1~100の間で設定します。

参考
  • GS1データバーのモジュール幅は個々のアイテムに設定されています。
  • QRコードにはモジュール幅の設定はありません。

ライン

  • 線幅(実線)
    極細、細、中細、中、中太、太の順にmm単位で指定します。

メイン

  • 解像度
    印字ヘッドの解像度を指定します。

  • 印字モード
    印刷後のデバイスの動作を、「切り取り」、「剥離(事前剥離)」、「剥離(その他)」、「巻き取り」、「アプリケータ」、「カッター」から選択します。

  • 用紙タイプ
    用紙タイプを、「熱転写用紙」、「ダイレクトサーマル用紙」から選択します。

    • 熱転写用紙 インクリボンを使用する用紙

    • ダイレクトサーマル用紙 インクリボンを使用しない用紙 

  • 用紙センサー
    用紙を送るときのラベルの区切りを検出するためのセンサーを指定します。

    • ギャップ検知 ラベル間の隙間で検出

    • マーク検知 用紙の裏に印刷されたマークで検出

    • なし(連続ロール用紙) センサーを使わず[ラベル長(単位:0.1mm)]で指定された長さで用紙を送る

  • ラベル長(単位:0.1mm)
    用紙センサーで「なし(連続ロール用紙)」を選択した場合に、用紙の送り量を指定します。0の場合は設計時の用紙長を送り量とします。

  • 印刷スピード
    印刷のスピードを、2インチ/秒~12インチ/秒から選択します。
    有効な値は型番や解像度によって異なります。印刷スピードを速くすると印刷品質は低下します。

  • 印刷の向き
    印刷の向きを「標準」、「180度反転」から選択します。

  • 画像の保存デバイス
    Zebraマシン内の充分に空き容量のあるデバイスを指定します。指定したデバイスには、イメージアイテムの印刷やフォームオーバーレイを処理するための作業ファイルが保存されます。作業ファイルは印刷完了時に削除されます。

  • データ圧縮(Service Pack 3で対応)
    印刷データを圧縮してサイズを削減するかどうかを指定します。

    参考

    する」を指定し、かつ、様式ファイル上の固定文字、フィールドの[固定ピッチ]がオンの場合には、文字データを文字列として出力します。ただし、次の場合は文字データが1文字ずつ出力されます。
    様式ファイル内のすべての固定文字、フィールドが1文字ずつ出力されるケース

    • 用紙の[用紙サイズ]が「フリー」、かつ、[用紙方向]が「」の場合

    該当するアイテムのみが1文字ずつ出力さるケース

    • フィールド、固定文字の[回転角度]が「0」以外の場合

    • 文字データに全角、半角が混在しており、かつ、次のいずれかにあてはまる場合
      • 半角フォント]が「なし」以外

      • 文字の方向]が「

      • 全角、半角フォントで使用するデバイスフォントの種類が異なる
    注意
    • する」を選択した場合、[文字列出力]の設定は無効になります。

    • 文字列出力する場合の注意点は次のとおりです。
      • フォント設定]で1つの設計フォントにコード範囲が異なる複数のデバイスフォントを設定している場合、設計フォントごとに最初に設定されているデバイスフォントを使用します。

      • 文字列の先頭位置のみを指定するため、2文字目以降の印字位置は設計位置とずれる可能性があります。
      • 属性式用関数のUNDERLINE、PAINTを使用した場合、文字位置とずれる可能性があります。
      • 属性式用関数のAREAを使用した場合、意図した出力とならない可能性があります。

テキスト

  • 文字列出力
    文字の出力処理を「文字列として出力する」、「1文字ずつ出力する」から選択します。
    固定文字およびフィールドのデータを文字列として出力とすることで印刷データのデータ量が減少します。

    参考

    文字列として出力する」を選択した場合、下記のすべての条件を満たす場合に文字データを文字列として出力します。

    • 出力する文字列に全角、半角が混在していない
    • 文字の方向]が「

    • 編集スタイル]が「無編集」または「左詰め

    • ピッチ(dot)]の指定値が1ドット未満(小数第一位四捨五入)

    • 回転角度]が「0」(指定なし)

    注意

    文字列として出力する」を選択した場合、「1文字ずつ出力する」を選択した場合と下記の点が異なります。

    • 使用するフォントは文字列先頭の文字コードで決定します。
    • 文字列の先頭位置のみを指定するため、2文字目以降の印字位置は設計位置とずれる可能性があります。
    • 属性式用関数のUNDERLINE、PAINTを使用した場合、文字位置とずれる可能性があります。
    • 属性式用関数のAREAを使用した場合、意図した出力とならない可能性があります。
  • 全角空白を含む場合の文字列出力抑止
    文字列出力]で「文字列として出力する」を選択した場合に、全角空白を含む場合の文字列出力抑止を「する」、「しない」から選択します。
    PDLの仕様として、ビットマップフォントを使用する場合に全角空白が半角空白と同じ幅で出力されます。このため、全角空白を含む文字列を出力した場合に意図した出力結果とならない場合があります。
    する」を選択すると、ビットマップフォント使用時に文字列に全角空白が含まれる場合に、1文字ずつ出力することで問題を回避します。

フォント

  • 全角ベースフォント
    フォント設定]で、マッピングが設定されていない全角の設計フォントを印刷するときに使うデバイスフォント名を指定します。ここで指定するフォントは[フォントマトリクス設定]に設定されている必要があります。本オプションは、日本語以外の言語では表示されません。

  • 半角ベースフォント
    フォント設定]でマッピングが設定されていない半角の設計フォントを印刷するときに使うデバイスフォント名を指定します。ここで指定するフォントは[フォントマトリクス設定]に設定されている必要があります。

  • フォント設定
    設計部で設定したフォントとマシン内のデバイスフォントを結び付けて出力するために設定します。フォント設定については、「3-4-1-1 フォント設定」を参照してください。

  • フォントマトリクス設定
    デバイスフォントの情報を設定します。[フォント設定]で参照しているすべてのデバイスフォントに対して設定する必要があります。

フィードとカット
  • 開始時のフィード
    印刷開始時にフィードするかどうかを指定します。

  • 終了時のフィード 
    印刷終了時にフィードするかどうかを指定します。

  • カット
    ラベルをカットするタイミングを「なし」、「キーブレイク」、「常にカット」、「JOB毎」から選択します。
    キーブレイク」はキーブレイクでの改ページならびに一様式の出力完了時の改ページでカットされます。

印刷制御

  • 印刷時に無効化するレイヤー
    印刷時に無効化するレイヤーを指定します。指定したレイヤーに属しているアイテムは印刷されません。
    レイヤーの設定方法については、『SVFX-Designerユーザーズマニュアル』、または『SVF Web Designer帳票設計ガイド』を参照してください。

    • 既定レイヤー
      既定のレイヤーごとに、無効化するレイヤーを指定します。

    • ユーザーレイヤー
      追加したレイヤーごとに、無効化するレイヤーを指定します。

  1. SJIS系は以下のエンコーディングを指します。
    SJIS、MS932、Cp942、Cp942c、Cp943、Cp943c