6-1-3 JDBCドライバーの接続情報を使用する

JDBCドライバーの接続方法として、次の環境を前提にORACLE_THIN(Type4)を使用する場合を例に設定方法を説明します。

Oracle DBサーバー Oracle11g Release(11.2.0)

サーバーへの接続情報

  • DBQ: localhost
  • PORT: 1521
  • SID: ORCL
  • JDBCドライバー: ojdbc6.jar、orai18n.jarを使用して接続

JDBCドライバーの接続情報の新規登録は、次の手順で行います。


  1. データベースドライバー種別の選択]ダイアログで「JDBC」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
    クエリー接続ユーティリティ]ダイアログが表示されます。


    クエリー接続ユーティリティ]ダイアログ

データベース接続情報を新規に追加する

データベース接続情報の新規追加は、次の手順で行います。


  1. 新規追加]ボタンをクリックします。


    新規追加]ボタンをクリック

    接続情報の新規追加ウィザード]が開始され、ダイアログが表示されます。


    接続情報の新規追加ウィザード


  2. 接続情報名]に、追加する接続情報の名称を入力します。

    制限事項

    ODBC、ORCL、ORA81は、JDBC接続情報名として使用しないでください。


  3. 接続情報の設定に利用するテンプレート]で、接続するデータベースのドライバーを選択します。
    Dr.Sum EA、ORACLE_THIN(Type4接続)、ORACLE_THIN_SERVICE(Service Pack 4で対応)、ORACLE_RAC_SCAN、DB2_NET、DB2_UNIVERSAL_TYPE4、SQLSERVER2000、SQLSERVER2005、MYSQL、POSTGRESQLのデータベースについては、設定テンプレートを使用して、データベースの接続設定時に必要となる設定情報を設定できます。テンプレートを使用することで、データベースURLの設定や使用するJDBCドライバーのパスなどを簡単に設定できます。
    テンプレートが登録されていないデータベースドライバーを使用して接続する場合は、[テンプレートは利用しない]を指定します。この場合は、すべての設定を手動で行う必要があります。


    接続情報の設定に利用するテンプレート]ダイアログ


  4. 次へ]ボタンをクリックします。
    データベースURL設定]ダイアログが表示されます。


    データベースURL設定]ダイアログ

    データベースURL]には、現在設定されている内容に従って、データベースに接続するためのURLが表示されています。
    テンプレートを使用した場合は、[データベースURL]で{}で囲まれている箇所がパラメーターに該当します。


    データベースURL設定]ダイアログ


  5. ダイアログ下の各パラメーターテーブルに、データベース接続に必要なパラメーターの値を入力します。
    ]欄をダブルクリックすると、入力できるようになります。
    設定欄の内容は、手順3で選択したデータベースドライバーの種類によって異なります。使用する接続データベースの環境に合わせて設定をしてください。

    設定例: ORACLE_THIN接続の場合
    項目
    DBQlocalhost
    PORT1521
    SIDORCL

  6. 次へ]ボタンをクリックします。
    ドライバーのクラス名設定]ダイアログが表示されます。


    ドライバーのクラス名設定]ダイアログ


  7. JDBCドライバーのクラス名を指定します。
    指定する値は使用するデータベースJDBCドライバーにより異なります。設定値については、使用するJDBCドライバーのドキュメントマニュアルなどで確認してください。
    ORACLE_THINを選択した場合は、oracle.jdbc.OracleDriverが初期値として指定されます。


  8. 次へ]ボタンをクリックします。
    ドライバーのパス情報設定]ダイアログが表示されます。


    ドライバーのパス情報設定]ダイアログ

    JDBCドライバーのパス]欄には、現在登録されているJDBCドライバーのファイル(通常はJARまたはZIPファイル)の絶対パスがリスト表示されます。
    またこの欄には、最初は何も登録されていません。[追加]ボタンをクリックして、JDBCドライバーの絶対パスを設定してください。
    複数のドライバーを登録しておくこともできます。ドライバーの優先順序は、一覧の並び順に従います。並び順は、ドライバー名を選択して[上へ][下へ]ボタンをクリックすると変更できます。

    ダイアログを確認後、[追加]ボタンを押してJDBCドライバーを追加します。
    追加]ボタンをクリックすると、[JDBCドライバー・ファイルの選択]ダイアログが表示されます。


    JDBCドライバー・ファイルの選択]ダイアログ

    JDBCドライバーのファイル(通常はJARまたはZIPファイル)を選択して、[開く]ボタンをクリックすると、[JDBCドライバーのパス]にパスが登録されます。

    項目説明
    削除]ボタン

    JDBCドライバーのパス]で不要なJDBCドライバーのパスを選択して、[削除]ボタンをクリックすると、リストから削除されます。

    上へ][下へ]ボタン

    JDBCドライバーのパス]での表示順序を変更します。順序を変更したいJDBCドライバーのパスを選択し、[上へ]ボタン、または[下へ]ボタンをクリックします。


  9. JDBCドライバー・ファイルを設定後、[次へ]ボタンをクリックします。
    完了]ダイアログが表示されます。


    完了]ダイアログ


  10. 設定した内容でよければ、[完了]ボタンをクリックします。
    設定した内容を変更したい場合は、[戻る]ボタンをクリックして設定内容を変更します。
    設定が完了すると、[接続情報の一覧]に表示されます。


    クエリー接続ユーティリティ]ダイアログの[接続情報の一覧

データベースへ接続する

設定済みデータベース接続情報を使用してデータベースへ接続します。


  1. データベース接続情報を選択し、[接続]ボタンをクリックします。


    クエリー接続ユーティリティ]ダイアログ

    データベースへのログインダイアログが表示されます。


    ログインダイアログ


  2. ユーザー名]、[パスワード]を入力し、[接続]ボタンをクリックします。
    データベースに接続すると、空のクエリーウィンドウが表示されます。
    この空のクエリーウィンドウでクエリーを設定します。


    空のクエリーウィンドウが表示される

    参考

    クエリーの設定方法については、「6-3 テーブルを追加する」以降を参照してください。

    正常に接続できない場合はエラーメッセージが表示されます。その場合は設定を再度確認してください。

データベース接続情報を変更する

既存のデータベース接続情報の変更は、次の手順で行います。


  1. 接続情報の一覧]から、変更する接続情報を選択し、[変更]ボタンをクリックします。


    クエリー接続ユーティリティ]ダイアログ

    [データベース接続情報]ダイアログが表示されます。


    [データベース接続情報]ダイアログ


  2. [データベース接続情報]ダイアログでは次の項目の編集が可能です。必要に応じて、編集してください。

    項目
    説明

    名称

    接続情報の名称が表示されます。設定欄をクリックしてアクティブにすることで、名称を変更できます。

    クラス名

    JDBCドライバーのクラス名が表示されます。設定欄をクリックしてアクティブにすることでドライバークラス名を変更できます。
    ドライバーのパス

    ドライバーのパスが表示されます。変更する場合は、設定欄右端の ボタンをクリックします。クリックすると[JDBCドライバーのパス編集]ダイアログが表示されます。


    JDBCドライバーのパス編集]ダイアログ

    JDBCドライバーのパス]欄には、現在登録されているJDBCドライバーのファイル(通常はJARまたはZIPファイル)の絶対パスがリスト表示されます。
    複数のドライバーを登録する場合は、ドライバーの優先順序は一覧の並び順に従います。ドライバー名を選択して[上へ][下へ]ボタンをクリックすると並び順を変更できます。

    • 追加]ボタン
      JDBCドライバーを追加します。
      追加]ボタンをクリックすると、[JDBCドライバー・ファイルの選択]ダイアログが表示されます。
      JDBCドライバーのファイル(通常はJARまたはZIPファイル)を選択して、[開く]ボタンをクリックすると、[JDBCドライバーのパス]にパスが登録されます。

    • 削除]ボタン
      JDBCドライバーのパス]で不要なJDBCドライバーのパスを選択して[削除]ボタンをクリックすると、リストから削除されます。

    • 上へ][下へ]ボタン
      JDBCドライバーのパス]での表示順序を変更します。順序を変更したいJDBCドライバーのパスを選択し、[上へ]ボタン、または[下へ]ボタンをクリックします。

    JDBCプロパティ

    JDBCドライバーに渡すプロパティ値を編集します。編集する場合は、設定欄右端のボタンをクリックします。クリックすると[JDBCドライバーのプロパティ編集]ダイアログが表示されます。


    JDBCドライバーのプロパティ編集]ダイアログ

    プロパティ名]と[]欄にそれぞれ入力し、[更新]ボタンをクリックするとプロパティが登録され、リストに追加されます。
    登録したプロパティを変更したい場合は、リストから変更するプロパティを選択し、[プロパティ名]と[]欄で内容を変更後[更新]ボタンをクリックします。
    登録したプロパティを削除したい場合は、リストから不要なプロパティを選択し、[削除]ボタンをクリックします。

    参考

    JDBC経由でOracle DBのシノニムにアクセスするには、プロパティ名に「includeSynonyms」、値に「True」を設定します。

    URL

    データベースに接続するためのURLが表示されます。各パラメーターの値欄をクリックしてアクティブにすることで、それぞれの値を変更できます。


    URLのパラメーターを変更

    URLのパラメーター構成を変更する場合は設定欄右端のボタンをクリックします。クリックするとサブメニュー[パラメーター構成の変更]と[すべてのパラメーターを削除]が表示されます。


    URLのパラメーター構成を変更

    すべてのパラメーターを削除]を選択すると、現在設定されているパラメーターがすべて削除されます。
    パラメーター構成の変更]については、本項の「パラメーター構成を変更する」を参照してください。

    外部結合書式

    異なるテーブルのフィールドを結合するときの設定をします。
    新規クエリー様式ファイル作成時には、「外部結合書式」は表示されません。クエリー様式ファイルを保存して、再度接続しなおすことで表示されます。


  3. OK]ボタンをクリックします。
    接続情報が変更されます。

パラメーター構成を変更する

[データベース接続情報]ダイアログの[URL]欄においてパラメーター構成を変更する場合の手順について説明します。


  1. [データベース接続情報]ダイアログの[URL]欄の設定欄右端のボタンをクリックし、表示されるサブメニューから[パラメーター構成の変更]を選択します。


    パラメーター構成の変更]を選択

    データベースURLのパラメーター構成変更ウィザード]が起動し、[接続先URLの編集]ダイアログが表示されます。
    接続先URLの編集]ダイアログのURL表示欄には設定されているデータベースURLが表示されます。


    接続先URLの編集]ダイアログ


  2. 次へ]ボタンをクリックします。
    パラメーター編集]ダイアログが表示されます。
    ダイアログ中央のパラメーターテーブルでは、[接続先URL]欄で使用しているパラメーター名と値が一覧表示されます。


    パラメーター編集]ダイアログ


  3. パラメーター編集]ダイアログでは、各種設定ができます。

    • パラメーターを追加する

    接続先URL]欄のパラメーターの追加位置にカーソルを入れ、[追加]ボタンをクリックすると、[データベースURLのパラメーター入力]ダイアログが表示されます。


    データベースURLのパラメーター入力]ダイアログ

    データベースURLのパラメーター入力]ダイアログで、追加したいパラメーター名とその値を入力して[OK]ボタンをクリックします。
    接続先URL]欄に、追加したパラメーターが入力され、パラメーターテーブルには追加したパラメーター名と値の行が追加表示されます。

    制限事項
    • パラメーターの追加操作は、[接続先URL]欄に記述されているパラメーター部分にカーソルがある状態ではできません。

    • パラメーター名に「<」、「>」を含むことはできません。
      「<」、「>」は[URL]欄ではパラメーター名を判断するための特殊な文字として扱われます。これらの文字を含むパラメーター名を指定しても、登録時に削除されます。

    • 固定値をパラメーターへ変換する

    URLに固定値が設定されている場合は、[接続先URL]欄で固定値を選択すると、[置換]ボタンがアクティブになります。


    固定値をパラメーターへ変換

    置換]ボタンをクリックすると、[パラメーター名の指定]ダイアログが表示されます。


    パラメーター名を指定

    新規に設定するパラメーター名を入力して[OK]ボタンをクリックすると、選択していた固定値を値とした新規パラメーターが設定されパラメーターテーブルに追加表示されます。

    • パラメーターを削除する

    パラメーターを使わず固定値にしたい場合は、パラメーターを削除して直接値を設定できます。
    パラメーターテーブル上で削除するパラメーターの行を選択するか、[接続先URL]欄で削除するパラメーター部分をクリックすると、[削除]ボタンがアクティブになります。


    パラメーターを削除

    削除]ボタンをクリックすると、[接続先URL]欄のパラメーター部分が、それまでパラメーターテーブルで指定されていた値に置き換わります。


  4. データベースURLのパラメーター構成変更ウィザード]ダイアログの[完了]ボタンをクリックします。
    パラメーター構成が変更されます。

データベース接続情報を削除する

不要になったデータベース接続情報を削除できます。
接続情報削除は、次の手順で行います。


  1. 接続情報の一覧]ダイアログから、削除する接続情報を選択し、[削除]ボタンをクリックします。


    接続情報の一覧]ダイアログ


  2. 削除確認のメッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
    選択していたデータベース接続情報が削除されます。