付録3 よくある質問(FAQ)

SVFX-Designerを使用するにあたり、よくある質問とその答え(FAQ)は次のとおりです。

Q.縮小モードに設定しているのに、縮小印刷されません。

A.プリンターが対応しているものは、SVF環境設定で「様式に従う(プリンター機能を使う)」に設定すると縮小印刷が可能です。プリンターが対応していない場合は、「様式に従う(プリンター機能を使わない)」、または「指定サイズ」を選択する必要があります。

Q.トレイ指定をしているのに、指定したトレイから出力されません。

A.トレイ指定をする際のトレイ番号は、各プリンターメーカーおよびプリンターに搭載されているオプションによって異なります。
トレイ指定は、SVF環境設定で、トレイ指定のパラメーターの値を利用して行うことができます。ただし、SVF環境設定で指定するトレイ番号と、それに該当するプリンターのトレイについては、あらかじめ実際に出力して確認しておく必要があります。

Q.合計レコードがページの最後にくると、用紙から切れて印刷されます。

A.合計レコードの属性で[サブフォーム内に入らない場合も、印刷する]を設定していると、自動的にサブフォームのエリアを広げて合計レコードを挿入します。あらかじめサブフォームの下に合計レコードが出力されることを考えてエリアを確保するために、サブフォームの枠を少し小さくする必要があります。

Q.ドットプリンターで印刷すると、固定文字や罫線が出力されません。

A.ドットプリンターにESC/PやPC-PR201で出力する場合は、デフォルトは固定文字や罫線を出力しない設定となっています。出力するには、SVF環境設定で、[固定文字の印刷]、[罫線の印刷]、[ビットマップの印刷]で「する」に設定します。

Q.ドットプリンターで印刷すると、設計時と文字サイズが違って出力されます。

A.ドットプリンターにESC/PやPC-PR201で出力する場合は、通常ドットプリンターが搭載している文字サイズが24ドットであるためこのサイズで出力されます。文字サイズを変更するには、縦倍、横倍などで文字サイズを調整する必要があります。

Q.文字装飾を指定しているのに、印刷すると普通の文字で出力されます。

A.文字装飾は、指定した修飾方法をプリンターが搭載している必要があります。プリンターのマニュアルを参照し、指定した文字装飾が使用できるか確認してください。

Q.連写を使用したフォームを印刷すると、固定文字や罫線が出力されません。

A.連写を使用する場合は、固定文字、罫線といったアイテムが、連写の階層に含まれている必要があります。

Q.データがキーブレイクし改ページするタイミングでページ数を「1」に戻したいのに、連番で出力されてしまいます。

A.改ページのタイミングでページ数を「1」に戻すには、PAGE関数ではなくシステム変数_PAGE_CNTを使用する必要があります。また、アイテムのプロパティで、改ページキーに設定しているフィールドの[ページカウントのクリア]にチェックを付ける必要があります。

Q.画像ファイルが正しく出力されません。

A.設計時に画像ファイルを設計時の固定で貼り付けているにもかかわらず、出力実行時に設計時と同じパスに画像ファイルがない場合は、画像データは表示されません。SVF環境設定の[環境変数 / テキストフレーム]で画像データの検索パスに必要な画像データのパスを登録してください。
また、出力できる画像ファイルの種類はプリンター機種によって異なります。
詳細は、『SVF for Java Printユーザーズマニュアル』を参照してください。

Q.[様式に従う(プリンター機能を使わない)]、または[指定サイズ]に設定した時、正しく出力されません。

A.SVF環境設定で[様式に従う(プリンター機能を使わない)]、または[指定サイズ]に設定した時、印字位置のずれなど多少の誤差が出る場合があります。また、縮小印刷をした場合は、固定文字などがプリンターの印字可能な文字サイズより小さいと印字できなくなるなどの制限があります。

Q.クエリーを実行するとエラーになります。

A.クエリー機能は、必ずJDBCドライバーを使用します。Javaプログラムからクエリー(.vrq)機能を使用して実行する場合は、必ずJDBCドライバーをCLASSPATHに追加する必要があります。JDBCドライバーは、大抵の場合データベースに付属していますので、詳細はデータベースのマニュアルを参照してください。

Q.Javaプログラムから実行できません。

A.Javaプログラムから実行するには、「svf.jar」など必要なモジュールをCLASSPATHに追加する必要があります。

Q.-32のエラーが発生して、正常動作しません。

A.実行時にVrSetPrinter関数で指定したプリンターがSVF環境設定に登録されていない可能性があります(SVF環境設定で登録したプリンターの名称と大文字、小文字も合致している必要があります)。
SVF環境設定にプリンターが1つも登録されていない場合や、通常使うプリンターが存在しない場合も-32のエラーが発生します。

Q.VrInitの戻り値として、-1というエラーコードが返されます。

A.エラー「-1」は、propertiesファイルが見つからない場合に発生します。
通常、propertiesファイルがsvf.jarと同一ディレクトリに存在していれば問題ありませんが、利用しているWebアプリケーションサーバーによっては独自にPATHを保有していることがあり、任意のディレクトリを参照できないものがあります。
その場合は、Webアプリケーションサーバー起動時のjavaコマンドに[-Djp.co.fit.vfreport.home=インストールディレクトリ¥SVFJP¥svfjpd¥lib]を設定してpropertiesファイルが存在するディレクトリを明示的に指定するか、Webアプリケーションサーバーで設定されているPATHに、propertiesファイルをすべてコピーする必要があります。

Q.プリンターの電源を一度落としてしまうと、プリンターの電源を入れても出力が開始されません。

A.PrintSpoolerを起動し、出力されないプリンターをRestartしてください。

Q.SVF環境設定で指定をした出力先にファイルが作成されません。

A.VrSetSpoolFileName2関数を使用した場合は、SVF環境設定の出力先ディレクトリが有効になりません。

Q.英数字は出力されますが、2バイト文字が文字化けしてしまいます。

A.プリンターに日本語フォントが搭載されていない可能性があります。
プリンター実機を確認の上、プリンターメーカーにお問い合わせください。

Q.作成した合成アイテムを、別環境でも使用できますか。

A.作成した合成アイテムの情報は、[動作設定]-[合成アイテム]の[設定ファイル名]で指定されているXMLファイルに保存されます。デフォルトでは「UserCompositions.xml」です。
また、合成アイテムマネージャーに表示されるサムネイル画像は「vfrwin\Bin\userImage」に保存されています。別環境で同じ合成アイテムを使用したい場合は、vfrwin\Bin\UserCompositions.xmlとvfrwin\Bin\userImageディレクトリを使用環境にコピーしてください。
ただし、合成アイテムのデータ内では色情報は保持していません。そのため、パレットカラー情報が異なる環境でデータ保存された合成アイテムを使用する場合は、異なる色で表示される場合があります。同じ色で表示したい場合は、パレットカラー設定ファイルもコピーする必要があります。

Q.計算の元データ、またはキーブレイクの値としてだけフィールドを使用したいのですが、出力帳票には印字したくない場合はどうすればよいでしょうか。

A.フォームウィンドウ上には配置しているが、出力はしたくない場合などには「マスク」機能を利用します。印字したくないフィールドのプロパティで[マスク]にチェックを付けてください。「マスク」を設定すると値は保持されますが、出力はされなくなります。

Q.設計したXML様式ファイルを使用して印刷するとVrSetFormで「-37」のエラーが発生し印刷できません。

A.グラフィックモードがオンのアイテム、もしくは、グラフィックモードでしか使用できないアイテムが含まれているXML様式ファイルを、グラフィックモードに対応していない機種に出力しようとしています。次の場合はグラフィックモードでの動作ですので、グラフィックモード対応機種でのみ出力可能です。

  • 直線、矩形以外の図形アイテムが存在している
  • 従来から存在するアイテム(フィールド固定文字サブフォームレコード矩形イメージ)のプロパティで、[グラフィックモード]にチェックが付いている

Q.SVFX-Designerウィンドウの中でフォームウィンドウを広く表示したいのですが、どうすればいいでしょうか。

A.次のいずれかの操作をしてください。

Q.フィールドのフォントサイズは9ポイントと決まっているのですが、毎回フィールドを配置するときに10.8ポイントで作成されてしまい、修正するのに手間がかってしまいます。

A.Form Designerでは、アイテムごとに設定値の初期値を任意に設定しておくことができます。詳細は、「第3章 帳票の設計」の「3-3-2 初期値の設定と保存」を参照してください。

Q.アイテムの初期値として設定した情報が、新規作成でXML様式ファイルを作成する際に有効になりません。

A.[書式]で初期設定値を変更した状態では、現在編集しているXML様式ファイルでのみ初期値情報が有効です。Form Designerの初期値としたい場合は、ツールバーから[ファイル]-[初期値設定を保存]を選択して、初期値を保存する必要があります。詳細は、「第3章 帳票の設計」の「3-3-2 初期値の設定と保存」を参照してください。

Q.フィールドのプロパティや一括設定で、設定欄をクリックすると値がかわってしまいます。

A.設定欄の右端にスピナーボタンが配置されている場合は、スピナーボタンをクリックしてしまっている可能性があります。設定欄をクリックするときに左端をクリックするようにしてください。

Q.Windowsのペイントなどでは正常に表示されているのに、[ファイルから文字と罫線を読み込む]でGIFやTIFFなどの画像ファイルを読み込むと、90度回転されて表示されてしまいます。

A.「画像ファイル」と関連付けられているアプリケーションの印刷向き設定が「縦」に設定されています。
Form Designerが画像ファイルをイメージとして読み込む際には、内部的にSVF Image Printerというプリンターを使用します。そのため、関連付けられているアプリケーションでの印刷の向きをそのまま継承して出力することになります。
関連付けられているアプリケーションでの印刷の向きが「横」の場合
Form Designerではその画像ファイルを読み込む際にも横方向に読み込みます。

関連付けられているアプリケーションでの印刷の向きが「縦」の場合
Form Designerではその画像ファイルを読み込む際に縦方向に読み込みます。

アプリケーション(Microsoft Word、Microsoft Excelなど)によっては、印刷方向情報などが入っているため、Form Designerでのイメージの読み込み時(SVF Image Printer出力時)に、その印刷方向情報によって向きが変わります。
アプリケーションが印刷方向情報を持たない場合は、SVF Image Printerの印刷設定に依存します。意図する向きでイメージが読み取られない場合は、コントロールパネルのプリンターから、「SVF Image Printer」のプロパティを開き、[印刷設定]-[レイアウト]タブの[印刷の向き]で、方向を変更してください。

Q.FRM様式ファイル、SVF設計部で作成したクエリー様式ファイルを取り込む際に、SVF製品のバージョンの制限はありますか?

A.FRM様式ファイル、クエリー様式ファイル共にSVF設計部Ver. 6.3以上で作成されたものがサポート対象です。

Q.色の設定をしているのですが、カラー出力されません。

A.カラー対応の機種でない場合は、カラー出力はできません。または、用紙のプロパティで[カラー・モード]のチェックが外れている可能性があります。再度設定を確認してください。

Q.塗り込みを設定した矩形の上に、プロポーショナルフォントの固定文字を出力すると、文字の周りが白抜きになってしまいます。透過させることはできないのでしょうか。

A.印刷時に文字や図形を出力する場合、各プリンタードライバーで対応できる部分は、アイテムをプリンター制御コマンド(機種固有の描画コマンド)として出力しますが、プリンタードライバーで対応できない部分は、SVF実行部側がアイテムをイメージ化してプリンターへ渡します。例えば、プロポーショナルフォントを使用する場合は、プリンター搭載のフォントを使用して出力するのではなく、SVF実行部でフォントをイメージ化してからプリンターへ渡します。

塗り込みが設定された矩形の上に「あいうえお」と固定文字を出力しようとする場合

固定文字部分はイメージ化されるため、文字以外の余白部分は透過されずに白く表示されます。

PDF、EMFの場合は余白部分が透過されて表示されます。PDF、EMF以外のグラフィックモード対応機種で出力する場合で、アイテムを重ねて配置して出力するときは、実際の出力結果を確認してください。

Q.[動作設定]-[操作モード]の[グラフィックモードを有効にする]のチェックが外れているにもかかわらず、アイテムのプロパティに[グラフィックモード]というチェック欄が表示されます。

A.すでになんらかのグラフィックモード用の設定がされているXML様式ファイルの場合は、[グラフィックモードを有効にする]のチェックを外しても、設定内容を確認できるようにプロパティの[グラフィックモード]の項目が表示されます。プロパティの[グラフィックモード]のチェックを外すと、プロパティから[グラフィックモード]の項目が表示されなくなります。

Q. A4 ラベルシールに合わせて高さや幅を調整したいのですが、mm から dot にどのようにサイズを変換すればよいでしょうか。

A. mm から dot へは、以下の計算式で変換します。

  1. mm を inch に変換 : mm / 25.4
  2. inch を dot に変換 : inch * 解像度(400)

例えば、42mm の場合、42 / 25.4 * 400 = 661 dot となります。
※ 1inch は、約 25.4mm です。
※ SVFX-Designer の解像度は、デフォルトで400 dpi です。

Q.Query Designerで[集計]オプションの一覧に「先頭」「最終」が表示されません。

A.[集計]オプションに表示される内容は、使用しているDBやドライバーにより異なります。このオプションが表示されない場合は、代わりに「最小」「最大」を使用すると同じ結果が得られます。

Q.Query Designerで設定したJDBCドライバーの接続情報を、設定したコンピューターと異なるコンピューター上で共有して使用することは可能ですか。

A.作成したJDBCドライバーの接続情報は、インストールディレクトリ¥SVFJP¥vfrwin¥Binの直下にXMLファイル「sql_driver.xml」として保存されます。
JDBCドライバーの接続情報を別コンピューター上でも使用したい場合は、この「sql_driver.xml」をインストールディレクトリ¥SVFJP¥vfrwin¥Binの直下に上書きコピーします。
ただし、JDBCドライバーの接続情報を共有するコンピューターでは、接続先のデータベースサーバーの環境、および使用するJDBCドライバーファイルのバージョンなどの環境がすべて同じである必要があります。