3-3-1 レイアウトの補助機能を使用する

Form Designerには、レイアウトの微調整を可能にし、アイテムを適切な位置に配置するために、次の機能が用意されています。

  • 表示倍率変更
  • グリッド
  • 接点モード
  • ルーラー
  • アイテムの座標確認

表示倍率を変更する

ツールバーにある[ズーム]ボックスを利用すると、フォームウィンドウの表示倍率を変更できます。ドロップダウンリストから値を選択するか、任意の値(10%から400%)を直接入力することで表示倍率を変えることができます。


ズーム]ボックスのドロップダウンリスト


50%表示の場合


200%表示の場合

グリッドを利用する

グリッドとは、ウィンドウ上に格子状に表示される補助線や点です。設定によって、アイテムを強制的にグリッドに合わせて配置できるようになります。グリッドは必要に応じて表示/非表示を切り替えることができます。


 グリッドの表示なしの場合(上)と表示ありの場合(下)

グリッドの表示/非表示を切り替える

グリッドの表示/非表示を切り替えるには、[表示]-[グリッド]を選択します。
選択するたびに、グリッドの表示/非表示が切り替わります。グリッドの表示中は、[表示]-[グリッド]の部分にチェックマークが表示されます。

参考

グリッドの表示/非表示は、[グリッドの設定]ウィンドウでも切り替えできます。

グリッドの形状を変更する

グリッドの形状を変えるには、[表示]-[グリッドの形状]から「」、または「」を選択します。

参考

グリッドの形状は、[グリッドの設定]ウィンドウでも変更できます。

グリッドを設定する

初期状態でForm Designerのウィンドウ右端に配置されている[グリッドの設定]を利用すると、グリッドの形状や間隔、グリッドに合わせた配置など、グリッドに関する各種設定が行えます([グリッドの設定]の表示位置は、手動で変更できます)。

  1. [グリッドの設定]ウィンドウの表示

    グリッドの設定]をクリックすると、[グリッドの設定]ウィンドウが表示されます。


    グリッドの設定

    参考
    • 補助]-[グリッドの設定]を選択したときも[グリッドの設定]が表示されます。

    • グリッドの設定]ウィンドウは、必要に応じてタブ、ドッキング、フローティングと表示を切り替えることができます。表示の切り替え方法については、「3-3-3 ウィンドウの表示状態を変更する」を参照してください。

  2. 各項目の設定


    グリッドの設定]ウィンドウ

    各項目の内容は次のとおりです。

    項目
    説明
    グリッドの表示
    グリッドの表示/非表示やグリッドの形状について指定します。
    • 点表示
      グリッドを点で表示します。

    • 線表示
      グリッドを線で表示します。

    • 表示しない
      グリッドを表示しません。

    グリッド幅
    グリッドの幅を指定します。あらかじめ用意された幅(1/12インチ、1/12.5インチ、1/15インチ、3/20インチ、2.5mm、5mm、10mm)のほか、単位(mm、インチ、ポイント、ドット)を選んで任意の幅を指定することもできます。
    • 方向
      グリッド幅を設定する方向を指定します。

      • 両方向
        縦横同じ幅でグリッドを設定します。

      • 単方向
        縦と横を個別に設定します。


    • 縦方向の高さを指定します。


    • 横方向の幅を指定します。

    配置
    • アイテムの配置位置
      アイテムをグリッドに合わせるかどうかを指定します。

      • しない
        グリッドの位置に関係なく配置できます。

      • グリッド位置のみ
        グリッドの位置に合わせて配置されます。

      • 1/2の位置にも配置
        グリッドの位置、またはグリッドの1/2間隔の位置に合わせて配置されます。

      • 1/4の位置にも配置
        グリッドの位置、またはグリッドの1/4間隔の位置に合わせて配置されます。

    • 文字の配置位置
      グラフィックモード]がオフ、[文字の方向]が[]、[回転角度]が0のアイテムのみに適用される設定です。
      アイテムの配置位置]で「グリッド位置のみ」が選択されている場合に、フィールドや固定文字のグリッドに対する位置を選択します。

      参考

      1/2の位置にも配置」、または「1/4の位置にも配置」が選択されている状態でも、[アイテムの配置位置]の設定が適用されないアイテム([グラフィックモード]がオンなど)の場合は、左上隅に合わせて配置されます。

      配置方向のグリッドに対しての配置位置の詳細は、次のとおりです。

      • 配置位置: 左上
      • 配置位置: 左中央
      • 配置位置: 左下
      • 配置位置: 中央上
      • 配置位置: 中央
      • 配置位置: 中央下
      • 配置位置: 右上
      • 配置位置: 右中央
      • 配置位置: 右下
    • 文字ピッチをグリッドに合わせる
      グラフィックモード]がオフ、[文字の方向]が[]、[回転角度]が0のアイテムのみに適用される設定です。
      アイテムの配置位置]で、「グリッド位置のみ」が選択されている場合に有効です。チェックを付けると、フィールドや固定文字の文字間隔がグリッドに合うように設定されます。
      文字サイズに比べてグリッドの間隔が大きすぎるときは、グリッド間に2文字以上入ることがあります。グリッド間に1文字ずつ配置したい場合は、フィールドの選択後、Ctrlキーを押しながらドラッグして文字間隔を広げて調整します。

参考
  • アイテムの配置位置の変更
    アイテムの配置位置は、ツールボックスにある[グリッド配置]設定ボックスでも変更できます。
    ボックスをクリックするたびに、次の順序でモードが変更されます。

    グリッド配置]が「なし」以外の場合は、アイテムを配置するときに吸着される位置が、赤い円で示されます。

  • グリッドの設定の初期値
    • グリッドの設定内容は、XML様式ファイルごとに保存されます。設定内容をForm Designerのデフォルト値として保存する場合は、[ファイル]-[初期値設定を保存]を選択します。
      出荷時の設定内容に戻したい場合は、[表示]-[グリッド設定の初期化]を選択します。

    • アイテムの配置位置]を「グリッド位置のみ」「1/2の位置にも配置」「1/4の位置にも配置」に設定した状態でフォームウィンドウ上のアイテムを選択すると、選択と同時に座標位置が再計算され、[アイテムの配置位置]の設定に応じた位置に移動します。

接点モードを設定する

接点モード]を有効(「オン」)にしておくと、罫線およびレコードを、自動的に、近接した罫線、矩形、サブフォーム枠に合わせて配置できます。
接点モード]の設定内容は、ツールボックスにある[接点モード]設定ボックスで確認できます。また、設定ボックスをクリックするとオン/オフを切り替えることができます。

[接点モード]設定ボックスでの表示と動作
表示 動作
オンの場合 アイテムが矩形に近づいたとき、始点や終点を、自動的に、近接した罫線、矩形、サブフォーム枠に合わせます。
オフの場合 アイテムを任意の位置に配置できます。

ルーラーを利用する

ルーラーは、フォームウィンドウの上端と左端に表示される目盛りです。ルーラーで、マウスポインターやアイテムの位置を座標で確認できます。ルーラーの表示単位は、ミリ、インチ、ポイント、ドットの中から選択できます。

ルーラーで座標を確認する

フォームウィンドウに表示される縦/横の各ルーラーには、マウスカーソルの座標がピンク色のマークで示されます。また、アイテムの選択時には、選択しているアイテムのサイズに合わせて、幅と高さが青色で表示されます。


ルーラーに表示されたマウスカーソル座標とアイテムサイズ

ルーラーの表示/非表示を切り替える

表示]-[ルーラー横]/[ルーラー縦]を選ぶたびに、横ルーラー/縦ルーラーそれぞれの表示/非表示が切り替わります。ルーラーの表示中は、[表示]-[ルーラー横]/[ルーラー縦]の部分にチェックマークがつきます。

参考

ウィンドウに縦と横のルーラーが同時に表示されている場合は、[ルーラーの非表示]ボタンをクリックすると、両方を非表示にできます。ルーラーを再表示するには、[表示]-[ルーラー横]/[ルーラー縦]を選びます。

ルーラーの表示単位を変更する

ルーラーの表示単位は、[表示]-[横ルーラー単位変更]/[縦ルーラー単位変更]のサブメニューから変更できます。選択できる単位は、ミリ、インチ、ポイント、ドットです。単位にインチを選択した場合は、等分する間隔(1/10、1/12、3/20、1/15のいずれか)も選択します。

選択できる単位
説明

ミリ(mm)

1mm単位の目盛りが表示されます。

インチ(inch)

1インチ(2.54cm)を等分した目盛りが表示されます。

ポイント

6ポイント単位の目盛りで72ポイント(1インチ)ごとに数値が表示されます。

ドット

50ドット単位の目盛りで400ドット(1インチ)ごとに数値が表示されます。

座標を確認する

ウィンドウ上にアイテムを配置する際の目安として、座標を表示できます。

アイテムの座標を確認する

Form Designerでは、アイテムにマウスカーソルが重なると、ポップアップとステータスバーに座標などの情報が表示されます。


ポップアップおよびステータスバーに表示されたアイテムの座標

表示する座標単位を変更する

表示]-[座標表示単位]を選択するたびに、[座標表示単位(mm)]と[座標表示単位(dot)]のメニュー表示が切り替わり、選択した単位による表示に変わります。