3-7-3 既存のファイルを利用してフィールドを作成する

既存のXML様式ファイル、クエリー様式ファイル、スキーマファイル、CSVファイル、ライブラリ・ファイル(.lib)など、フィールドの定義内容が保存されているファイルがすでに存在する場合は、「ライブラリ・ウィンドウ」機能を使用することで、それらを利用して別のフォーム上にフィールドを作成していくことができます。

参考
  • スキーマファイルは、関連製品Universal Connect/Xで使用するファイルです。
  • ライブラリ・ファイル(.lib)は、旧製品のSVF設計部で作成されるファイルです。


各種ファイルを基にしたフィールドの作成

ライブラリ・ウィンドウ]では、既存のXML様式ファイル、クエリー様式ファイル(.vrq)、スキーマファイル(.ini)、CSVファイルなどのファイルのほかに、フォームのアイテムを再利用可能な形式で保存した.libの拡張子を持つライブラリ・ファイルに保存されているフィールドのプロパティを参照できます。[ライブラリ・ウィンドウ]から、フィールドを選択してドラッグ&ドロップで新規のフォームに配置できるので、フィールドのプロパティ設定などの工程を大幅に軽減できます。

  1. [ライブラリ・ウィンドウの表示]を選択する

    表示]-[ライブラリ・ウィンドウの表示]を選択します。
    ライブラリ・ファイル選択]ダイアログが表示されます。


    ライブラリ・ファイル選択]ダイアログ

  2. ファイルを選択する

    ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。
    ライブラリ・ウィンドウ]ダイアログが表示されます。[ライブラリ・ウィンドウ]ダイアログには、選択したファイルに保存されているフィールド情報が一覧で表示されます。


    ライブラリ・ウィンドウ]ダイアログ

  3. フィールドをドラッグ&ドロップする

    ライブラリ・ウィンドウ]ダイアログからフィールドを選択し、フォームにドラッグ&ドロップします。
    フィールドが配置されます。


    ライブラリ・ウィンドウ]ダイアログからドラッグしてフィールドを配置する

  4. [ライブラリ・ウィンドウ]を閉じる

    必要なフィールドを配置後、[ライブラリ・ウィンドウ]ダイアログの[閉じる]ボタンをクリックします。

自動レイアウトをする

ライブラリ・ウィンドウ]ダイアログからは、ライブラリ・ファイル内のすべてのフィールドをフォーム上に自動的にレイアウトして配置できます。
フィールドの自動レイアウトは、次の手順で行います。

  1. [自動レイアウト]ボタンをクリックする

    ライブラリ・ウィンドウ]ダイアログの[自動レイアウト]ボタンをクリックします。
    自動レイアウトの設定]ダイアログが表示されます。リストボックスには、ライブラリ内に配置されているフィールドが一覧表示されます。


    自動レイアウトの設定]ダイアログ

  2. フィールドを選択する

    リストボックスで、自動レイアウトをするフィールドにチェックを付けます。

  3. [文字サイズ]と[ピッチ]を設定する

    文字サイズ]と[ピッチ]を設定します。
    文字サイズ]で印字する文字サイズをポイントで指定します。1から96ポイントの範囲内で指定できます。

    制限事項

    タイ語様式編集時に、ライブラリ・ウィンドウの自動レイアウト機能を使用する場合は、ピッチが入力不可になります。

    参考

    ドットプリンターで印字する場合は、プリンターの制約上、24ドット固定サイズでの文字出力です。

    ピッチ]で文字ピッチを指定します。

  4. 自動レイアウトをする

    OK]ボタンをクリックします。
    選択したフィールドが、フォーム上に自動的にレイアウトされて配置されます。
    フォームには「サブフォーム」と「レコード」が自動的に作成され、フィールドはレコード内に配置されます。
    また、各フィールド名は固定文字として作成され、サブフォーム内に配置されます。


    自動レイアウトの例

    制限事項

    自動レイアウトは、[用紙サイズ]が「A4」、[用紙方向]が「」の用紙のみで利用できます。

CSVファイルを利用する

事前に規定のフォーマットに従って記述されたフィールド情報をもつCSVファイルを作成しておくと、CSVデータを取り込んで[ライブラリ・ウィンドウ]からフォームウィンドウ上にフィールドを配置できます。ここでは、CSVデータを取り込むために必要なプロパティファイルの設定、およびCSVファイルの書式について説明します。

プロパティファイルの設定

CSV読み込みのプロパティファイルは、¥SVFJP¥vfrwin¥Bin¥内にある「Libcsv.properties」ファイルとなっています。「Libcsv.properties」ファイルには、ライブラリ読み込み項目として必要なキーをReadTagキーとして設定できる項目から選択して、次のように記述しておきます。

Csv.Header=1
Csv.ReadTag=name,strComment,charCountDisp,type,bold,strEditFormula
キー
説明
Header CSVデータの先頭に項目名があるかどうかを指定します。
  • 0
    ヘッダーなし
  • 1
    ヘッダーあり
ReadTag ReadTagキーを設定することで、CSVファイルからデータを読むカラムを指定できます。ReadTagで使用できるキーは、次のとおりです。
  • name
    フィールド名(文字)
  • strComment
    コメント(文字)
  • charCountDisp
    桁数(数値)
  • strEditFormula
    編集式(文字)
  • strCalcFormula
    計算式(文字)
  • point
    文字サイズ(小数(第1位まで)、または整数)
  • direction
    印字方向(数値 0=横 1=縦)
  • bold
    ボールド(数値 0=しない 1=する)
  • italic
    イタリック(数値 0=しない 1=する)
  • outline
    アウトライン(数値 0=しない 1=する)
  • shadow
    シャドウ(数値 0=しない 1=する)
  • whiteChar
    白文字 (数値 0=しない 1=する)
  • editStyle
    編集スタイル(数値 0=無編集 1=右詰め 2=左詰め 3=中央割り付け 4=均等割り付け 5=小数点位置)
  • rotation
    回転角度(数値 0=0° 1=90° 2=180° 3=270°)
  • type
    データ型(数値 0=文字型 1=数値型)
  • strLinkFieldName
    リンクフィールド名(文字)
  • lockFlag
    ロック(数値 0=しない 1=する)
  • fontNum
    全角フォント(数値 0..n)
  • hanFontNum
    半角フォント(数値 0..n)
制限事項

旧製品のSVF設計部の「LibCSV.ini」とSVFX-Designer「Libcsv.properties」のReadTagで使用できるキーには互換性はありません。

CSVファイルの書式

  • 文字型の場合は、データをダブルクォーテーションで囲んでも、囲まなくても構いません。数値の場合は、ダブルクォーテーションを含めません。
  • データ内にダブルクォーテーションがある場合は、全体をダブルクォーテーションで囲み、さらにダブルクォーテーションの前に、ダブルクォーテーションを付加します。

<CSVファイルの記述例-1>

Name,strComment,charCountDisp,type,bold,strEditFormula
product_name,製品名,44,0,1,
quantity,数量,4,1,0,"FORMAT(quantity,""ZZZ9"")"
unit,単位,4,0,1,
unit_price,単価,9,1,1,"FORMAT(unit_price,""ZZ,ZZZ,ZZ9"")"
price,金額,12,1,0,"FORMAT(price,""ZZ,ZZZ,ZZ9"")"
total,合計,12,1,0,"FORMAT(total,""ZZ,ZZZ,ZZ9"")"

<CSVファイルの記述例-2>

FIELD1,コメント1,20
FIELD2,コメント2,13
FIELD3,コメント3,25
FIELD4,コメント4,30

上記<CSVファイルの記述例-2>のようなCSVファイルで、プロパティファイルの設定が次の場合

Csv.Header=0
Csv.ReadTag=Name,strComment,charCountDisp

このCSVファイルを[ライブラリ・ウィンドウ]から読み込むと、1行目のカラムは

  • 名称
    FIELD1

  • コメント
    コメント1

  • 桁数
    20

のフィールドとして配置できます。
プロパティファイルの設定が次の場合は

Csv.Header=0
Csv.ReadTag=Name,,charCountDisp

このCSVファイルを[ライブラリ・ウィンドウ]から読み込むと、1行目のカラムは

  • 名称
    FIELD1

  • 桁数
    20

のフィールドとして配置できます。