3-7-6 設定したアイテムを繰り返し使用する

帳票の商品名、数量、単価、金額、商品コードなどの項目のフィールドは、1枚の帳票の固定枠内で、複数行にわたって繰り返し印刷されます。これらのフィールドは、個別に配置するのではなく、繰り返し機能を利用することで、先頭行を縦方向、または横方向に繰り返して表示させることができます。
繰り返しを利用することで、フィールドのプロパティも、繰り返し元となるフィールドのみの設定ですみます。
また、繰り返しを設定した後、新たに追加したフィールドを既存の繰り返しに含めることもできます。

個別にすべてのフィールドを配置する必要はなく、先頭行を繰り返して使用できる繰り返し機能は、こうしたフィールドだけではなく、バーコードや、固定文字などに対しても利用できます。
ここでは、フィールドを例に説明します。

注意

繰り返しとサブフォーム、レコードを1つの様式には配置できません。サブフォーム、レコードについては「3-7-4 可変タイプのデータの出力エリア(サブフォーム)を作成する」を参照してください。

繰り返し設定をする

繰り返し設定は、次の手順で行います。

  1. [繰り返し]を選択する

    アイテム]-[繰り返し]を選択、または[繰り返し]ボタンをクリックします。
    マウスカーソルがと表示されます。

  2. フィールドを選択する

    繰り返すフィールドを、矩形を描いて選択します。複数のフィールドを選択して、繰り返し設定をすることもできます。


    繰り返すフィールドを選択する

    選択されたフィールドに繰り返し枠と黒いハンドルが表示されます。


    フィールドが選択される

    制限事項

    2次元バーコード、サブフォーム、レコード、連写、チャート、テキストフレームは繰り返しの対象にはなりません。

  3. ドラッグして繰り返し数を指定する

    フィールドの下のハンドルをドラッグして、繰り返しの行数分が表示されるまで下にドラッグします。


    目的の行数になるまでドラッグする

  4. 繰り返しを選択する

    配置した繰り返しを選択します。
    プロパティエディター]に、選択している繰り返しのプロパティが表示されます。

  5. プロパティを設定する

    プロパティの各種項目を設定します。

    制限事項

    繰り返しアイテム、およびそれに含まれるアイテムは階層移動できません。

繰り返しのプロパティを設定する

繰り返しの方向、繰り返しの回数、ピッチなど、繰り返しのプロパティを設定します。


繰り返しのプロパティ

プロパティ
説明

名前

繰り返し名を入力します。デフォルトでは自動的に「Repeat1」から連番で指定されます。英数、カナ、漢字、および下線記号(_)が使えます。名前の先頭文字に数字は使用しないでください。入力できる名前の長さは[動作設定]での設定により異なります。(Service Pack 6で対応)

始点X(dot)

繰り返しの左上隅のX座標が表示されます。直接数値を入力しての変更はできません。

始点Y(dot)

繰り返しの左上隅のY座標が表示されます。直接数値を入力しての変更はできません。

終点X(dot)

繰り返しの右下隅のX座標が表示されます。直接数値を入力しての変更はできません。

終点Y(dot)

繰り返しの右下隅のY座標が表示されます。直接数値を入力しての変更はできません。


始点、終点の位置の関係

ピッチ

行間のピッチを指定します。

行数

繰り返す行数を「2」以上の値で指定します。
この際、元となるフィールドについても数に含まれます。

方向

繰り返す方向を選択します。

繰り返し行の行間ピッチを調整する

繰り返す各行は、帳票の行区切りの罫線と一致させる必要があります。繰り返し行の行間ピッチを調整して、帳票の行間隔に合わせます。
行間ピッチの調整は、次の手順で行います。

  1. 繰り返しを選択する

    繰り返しを選択します。
    フィールドの四隅に黒いハンドルが表示されます。


    繰り返しを選択

  2. Ctrlキーを押しながらハンドルをドラッグする

    フィールドの周囲に表示されたハンドルの下端(縦書きの場合は、左端)をCtrlキーを押しながらドラッグします。
    行数は維持したまま、行間ピッチを変更できます。


    行間ピッチを変更する

    参考

    Ctrlキーを押さずにドラッグすると、行数を増減します。

フィールドを繰り返しに追加する

すでに設定されている繰り返しに、後から配置したフィールドを含めることができます。

  1. フィールドを選択する

    繰り返しに含めたいフィールドを選択します。複数のフィールドを選択しておくこともできます。

  2. [繰り返しへ移動]を選択する

    右クリックして表示されるメニューから、[繰り返しへ移動]-[繰り返し(任意の繰り返し名)へ移動]を選択します。


    移動する繰り返し名を選択

    選択した繰り返し設定が適用されます。


    繰り返しにフィールドが追加される

繰り返しの対象を確認する

繰り返しに含まれるアイテムが複数あったり、各アイテムの配置場所が離れていたりするときなど、含まれている内容が定かでない場合があります。
そのときは、繰り返しに含まれる対象を点滅表示させて確認できます。

制限事項

動作設定の[スクロール速度優先]が[する]に指定されている場合は使用できません。

  1. [対象の明示]を選択する

    繰り返しを選択し、右クリックで表示されるメニューから[対象の明示]を選択してチェックを付けます。


    対象の明示]を選択

  2. フィールドが点滅する

    繰り返しに含まれるフィールドが点滅表示されます。
    点滅表示を解除する場合は、再度「対象の明示」を選択してチェックを外します。

繰り返し行を確認する

繰り返し元のフィールドと、繰り返し行の区別が付かない場合は、繰り返し行を枠で囲んで表示させることができます。

制限事項

動作設定の[スクロール速度優先]が[する]に指定されている場合は使用できません。

  1. [対象枠の表示]を選択する

    繰り返しを選択し、右クリックで表示されるメニューから[対象枠の表示]を選択してチェックを付けます。


    対象枠の表示]を選択

    再度繰り返しを選択すると、繰り返し行が青い点線で囲まれて表示されます。


    繰り返し行が囲まれる

    枠の表示を解除する場合は、再度「対象枠の表示」を選択してチェックを外します。