3-7-12 2次元バーコードの出力エリアを作成する

SVFX-Designerには、XML様式ファイルに設定したフィールドの内容を、2次元バーコードの出力エリアのプロパティ設定に従って2次元バーコードとして出力する機能が用意されています。

制限事項
  • 2次元バーコードを繰り返しの中には含められません。
  • ドットプリンターには、2次元バーコードの出力はできません。
  • 行数の異なる繰り返しが複数存在している帳票では、2次元バーコードを出力できません。

2次元バーコードを配置する

2次元バーコードの配置は、次の手順で行います。

  1. [2次元バーコードの作成]を選択する

    アイテム]-[2次元バーコードの作成]を選択、または[2次元バーコードの作成]ボタンをクリックします。
    マウスカーソルがに変わります。

  2. 配置位置にドラッグする

    フォームウィンドウで矩形を描くようにマウスをドラッグします。
    2次元バーコードが配置されます。


    2次元バーコードが作成される

  3. 配置した2次元バーコードを選択する

    配置した2次元バーコードを選択します。
    プロパティエディター]に、選択している2次元バーコードのプロパティが表示されます。

  4. プロパティを設定する

    プロパティの各種項目を設定します。

2次元バーコードのプロパティを設定する

2次元バーコードのプロパティを設定します。プロパティは[基本設定]、[綴り設定]に分類され、タブごとにまとめられています。
プロパティの設定内容は2次元バーコードの種類によって異なります。該当する項目を参照してください。


2次元バーコードのプロパティ

基本設定

プロパティ
説明

名前

2次元バーコード名を入力します。指定していない場合には自動的に「QRCode1」から連番で指定されます。英数、カナ、漢字と下線記号(_)が使えます。名前の先頭文字に数字は使用しないでください。入力できる名前の長さは[動作設定]での設定により異なります。(Service Pack 6で対応)

2次元バーコード種類

2次元バーコードの種類を「QRコード」、「Maxiコード」、「PDF417」、「DataMatrix」から指定します。
DataMatrix」は、Service Pack 2で対応しています。

QRコード」     「Maxiコード」     「PDF417」     「DataMatrix

注意
  • 「DataMatrix」はバージョン「ECC200」の正方形のみに対応しています。
  • [2次元バーコード種類]で「DataMatrix」を指定したXML様式ファイルを、SP1の環境またはSPが適用されていない環境で利用した場合、以下のような動作となります。
    • SVFX-Designerで開く
      • [2次元バーコード種類]は未選択状態、[型番]は「DataMatrix」で指定した値が残ります。他の2次元バーコードとして使用する場合は、[2次元バーコード種類]、[型番]を指定し直してください。
      • [2次元バーコードの初期値設定]で[2次元バーコード種類]を「DataMatrix」に設定しているXML様式ファイルをSVFX-Designerで開き、2次元バーコードを新規作成すると[2次元バーコード種類]が未選択状態になります。[2次元バーコードの初期値設定]で[2次元バーコード種類]を「DataMatrix」以外に指定し直してから、新規作成してください。
    • SVF実行部で利用する
      2次元バーコードは出力されません。

連結先の2次元バーコード名
(Service Pack 2対応)

複数の2次元バーコードを連結する場合に、連結先の2次元バーコード名を指定します。1つの2次元バーコードに収まらなかったデータを、連結先の2次元バーコードに出力できます。
違う種類の2次元バーコード名は選択できません。
2次元バーコード種類]が「QRコード」で[モデル番号]が「マイクロQR」の場合は、表示されません。

参考
  • 連結先の2次元バーコードの[名前]が変更された場合は、連動して[連結先の2次元バーコード名]も自動的に変更されます。

  • 連結先の2次元バーコードが削除された場合は、連動して[連結先の2次元バーコード名]も自動的に削除されます。

  • 連結先の2次元バーコードの[2次元バーコード種類]が変更された場合は、連動して[連結先の2次元バーコード名]も自動的に削除されます。

  • 連結元の2次元バーコードの[2次元バーコード種類]を[マイクロQR]に変更した場合は、[連結先の2次元バーコード名]は削除されます。

注意
  • 連結先の2次元バーコードは、位置とサイズ以外の属性は有効になりません。
  • 連結している2次元バーコード内にデータが収まらなかった場合は、連結しているすべての2次元バーコードが出力されません。
  • 異なる階層の2次元バーコードは、連結できません。
  • 2次元バーコード種類]が「DataMatrix」で[型番]が「10」の場合は、連結できません。

  • 2次元バーコードの連結機能を利用して作成したXML様式ファイルを、SP1の環境またはSPが適用されていない環境で利用した場合、以下のような動作となります。
    • SVFX-Designerで開く
      [連結先の2次元バーコード名]の設定は削除されます。
    • SVF実行部で利用する
      出力されたデータが、連結元の2次元バーコード1つに収まる場合は、連結元の2次元バーコードが出力されます。収まらない場合は、2次元バーコードは1つも出力されません。

X(dot)

2次元バーコードの左上隅のX座標を指定します。

Y(dot)

2次元バーコードの左上隅のY座標を指定します。

幅(dot)

横の長さをドット単位で指定します。Maxiコードのみ、幅の設定範囲は、仕様により最小=26.48mm、最大=29.79mmです。

高さ(PDF417の場合のみ)

高さをドット単位で指定します。

エラーレベル

エラーレベルを指定します。
エラーレベルを指定すると、一部のデータキャラクターが汚損しても、読み取り時に情報を修復できます。
2次元バーコードの種類が「DataMatrix」の場合は、表示されません。
QRコード」の場合は、「7%」、「15%」、「25%」、「30%」から指定します。ただし、[モデル番号]で「マイクロQR」を選択すると、「30%」は指定できません。
Maxiコード」の場合は、「25%」(標準エラー)、「50%」(拡張エラー)から指定します。
PDF417」の場合は、0から8の間で指定します。設定値が高くなるほど、訂正するコードワード数が増えます。

セルサイズの補正

セルのサイズを補正します。
-11から11の間を指定します。

回転

回転角度を指定します。

モデル番号(QRコードの場合のみ)

モデル番号を指定します。
  • モデル1
    オリジナル仕様モデルです。

  • モデル2
    位置補正機能を高め、大容量データにも対応した機能拡張仕様モデルです。

  • マイクロQR
    大量のデータを必要とせず印字面積を小さく抑えることができるモデルです。

型番

QRコード、およびDataMatrixの型番を指定します。
それぞれの種類で設定できる値の範囲は次のとおりです。
  • モデル1
    0~14

  • モデル2
    0~40

  • マイクロQR
    0~4

  • DataMatrix
    ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。
    「0」、「10」、「12」、「14」、「16」、「18」、「20」、「22」、「24」、「26」、「32」、「36」、「40」、「44」、「48」、「52」、「64」、「72」、「80」、「88」、「96」、「104」、「120」、「132」、「144」

区切り文字

区切り文字を指定します。「なし」、「TAB」、「カンマ」のいずれかを選択することもできますし、任意の文字を直接入力して指定することも可能です。

囲み文字

囲み文字を指定します。
「なし」、「'」、「"」のいずれかを選択することもできますし、任意の文字を直接入力して指定することも可能です。

改行コード(行間)

なし」、「CR」、「LF」、「CRLF」から選択します。

改行コード(最後)

なし」、「CR」、「LF」、「CRLF」から選択します。

ヘッダー部分を一度だけ出力する

ヘッダー行と明細行をそれぞれ1レコードとして出力するかどうかを指定します。
チェックを付けた場合は、ヘッダー行を一度だけ出力します。

列名ヘッダーを出力する

データの1行目に列名を出力するかどうかを指定します。
チェックを付けた場合は、データの1行目に列名が入ります。

シンボルを構造化結合する(Maxiコードの場合のみ)

チェックを付けた場合は、シンボルの構造化結合をします。

国コード(Maxiコードの場合のみ)

国コードのデータがセットされるフィールドを選択します。

郵便コード(Maxiコードの場合のみ)

郵便コードのデータがセットされるフィールドを選択します。

サービスクラス(Maxiコードの場合のみ)

サービスクラスのデータがセットされるフィールドを選択します。

レコード内のフィールドだけを出力する

2次元バーコードをレコード内に設計している場合で、レコード出力タイミングごとのデータのみ2次元バーコードに出力したい場合にチェックを付けます。
チェックを外した場合は、ページ内の全レコード分の情報が出力されます。

データ参照するフィールド

2次元バーコード化する際のデータ参照先のフィールドを指定します。
データ参照するフィールド]欄の右端の[...]をクリックすると、[データ参照するフィールド]ダイアログが表示されます

データ参照するフィールド]ダイアログ

フィールド名一覧]には、現在フォームに作成されているフィールドの一覧が表示されます。
この一覧から、参照先とするフィールドを選択し、[>]ボタンをクリックします。[>>]ボタンをクリックすると、すべてのフィールドが[データ参照するフィールド]に移動します。
データ参照するフィールド]内のフィールド名を選択し、[<]ボタンをクリックすると、[データ参照するフィールド]から削除されます。[<<]ボタンをクリックすると、[データ参照するフィールド]内のすべてのフィールド名が削除されます。
データの出力順は、[データ参照するフィールド]での表示順です。表示順を変更する場合は、順序を変更するフィールド名を選択した状態で[上に移動]ボタン/[下に移動]ボタンをクリックします。

参考
  • パラメーターの詳細は、各2次元バーコードの仕様を確認してください。
  • データ参照するフィールドの名称が変更された場合は、連動して[データ参照するフィールド]も自動的に変更されます。

  • データ参照するフィールド名の変更後、操作の[元に戻す]、[やり直し]を行った場合は、[データ参照するフィールド]も連動して変更されます。

注意

プロパティでマスク設定されているフィールドは、データ参照できません。
データ参照をしつつ、参照するフィールドを印字したくない場合は、「ページマスク」を利用します。詳細は「3-7-13 印字しない範囲(ページマスク)を設定する」を参照してください。

属性式

属性式を設定します。属性式の設定については、「5-3-1 属性式の設定」を参照してください。

綴り設定

綴り設定は、フィールドと同様です。詳細は、「3-7-2 文字や数値の出力エリア(フィールド)を作成する」の「フィールドのプロパティを設定する」を参照してください。

2次元バーコードを拡大/縮小する

2次元バーコードを拡大/縮小することによって、エリアサイズを変更できます。

  1. 2次元バーコードを選択する

    2次元バーコードを選択します。
    周りに四角いハンドルが表示されます。


    ハンドルの表示

  2. ハンドルにマウスカーソルを重ねる

    四隅、または縦、横の辺上のいずれかの四角いハンドル付近までマウスカーソルを移動します。
    マウスカーソルの表示がに変わります。


    マウスカーソルの表示が変化

  3. 拡大/縮小方向にドラッグする

    任意の方向にドラッグします。
    2次元バーコードが拡大/縮小され、エリアサイズが変更されます。


    ドラッグした方向に2次元バーコードが拡大

    参考

    エリアサイズは、プロパティの[幅(dot)]欄でも指定できます。