3-9-8 チャートの基本書式を変更する

チャートの基本書式として、次の設定を変更できます。

  • チャートエリアの枠、背景の設定
  • 系列の表示/非表示の設定
  • 使用数値軸(第1/第2)の設定
  • データマーカーの設定(全体的な属性の設定)
参考
  • チャートを設定するダイアログで指定した値は、フォームウィンドウ上のチャートにリアルタイムに反映されます。
  • チャートの各項目のプロパティから、属性式を指定して表示を制御できます。チャートへの属性式の指定方法は「5-3-2 チャートの各項目への属性式設定」を参照してください。

チャートのプロパティの表示

次の手順でチャートエリアの書式を設定するダイアログを表示します。

  1. [チャートのプロパティ]の選択

    チャートエリアを選択し、右クリックで表示されるメニューから[チャートのプロパティ]を選択します。または、チャートエリアをダブルクリックします。


    矩形チャート(棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ)の場合

    「矩形チャート」、または「円形チャート」のプロパティダイアログが表示されます。プロパティは内容によって、タブで分けて表示されます。
    設定項目は「矩形チャート」と「円形チャート」とで異なります。


    チャートのプロパティダイアログ([矩形チャート]の場合)

矩形チャートのプロパティ

矩形チャート(棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ)の「チャートのプロパティ」の設定について説明します。

チャートエリアの背景色と枠線の設定([一般]タブ)

一般]タブでは、チャートエリアの背景色と枠線、および、属性式を設定します。


チャートのプロパティ[一般]タブ

項目
説明
枠線のスタイル

枠線を表示させる場合は[表示]にチェックを付け、その後、線幅、線種、線の色を指定します。

背景のスタイル
チャートエリアの背景色の塗りパターンを指定します。
  • 塗り込みパターン

    • 塗り込みなし

    • グレースケールグレースケールの色、濃さを指定します。

    • カラー塗り込み単色塗り込み色を指定します。

    • パターン網掛け

      • 線の幅(dot)
        網掛け線の幅を指定します。

      • 線の間隔(dot)
        網掛け線の間隔を指定します。

      • 線の色
        網掛け線の色を選択します。

    • タイル塗り込み

      • タイルのイメージ
        背景として出力する画像ファイルを指定します。使用できる画像ファイルは、BMP、JPEG、PNG、TIF、GIFファイルです。出力できる画像は機種により異なります。詳細は、『SVF for Java Printユーザーズマニュアル』または『SVF for PDFユーザーズマニュアル』を参照してください。
        タイルのイメージ]欄の右端の[参照]ボタンをクリックして表示される[開く]ダイアログからファイルを指定します。

      • 図形と合わせる
        画像イメージを、チャートエリアの大きさに合わせて出力するかどうかを指定します。チェックを付けた場合は、チャートエリアの大きさに合わせて画像データを縮小/拡大します。

    • グラデーション

      • パターン
        グラデーションパターンを選択します。

        パターン名称

        グラデーション1

        グラデーション2

        グラデーション3

        グラデーション4

        グラデーション5

        選択したパターンによって表示される内容が異なります。

        • 始点X(dot)
          パターン]で「グラデーション1」を選択した場合は、グラデーションの始点となるX座標を指定します。

        • 始点Y(dot)
          パターン]で「グラデーション1」を選択した場合は、グラデーションの始点となるY座標を指定します。

        • 終点X(dot)
          パターン]で「グラデーション1」を選択した場合は、グラデーションの終点となるX座標を指定します。

        • 終点Y(dot)
          パターン]で「グラデーション1」を選択した場合は、グラデーションの終点となるY座標を指定します。

        • 循環式
          パターン]で「グラデーション1」を選択した場合は、グラデーションを循環式とするかどうかを指定します。
          チェックを付けた場合は、循環式として指定します。

        • 開始色
          塗り込みパターン]で[グラデーション1]、または[グラデーション2]を選択した場合は、グラデーションの開始色をパレットカラーから選択します。

        • 終了色
          塗り込みパターン]で[グラデーション1]、または[グラデーション2]を選択した場合は、グラデーションの終了色をパレットカラーから選択します。

        • 中心色
          塗り込みパターン]で[グラデーション3]、[グラデーション4]、または[グラデーション5]を選択した場合は、グラデーションの中心部分の色をパレットカラーから選択します。

        • 外側色
          塗り込みパターン]で[グラデーション3]、[グラデーション4]、または[グラデーション5]を選択した場合は、グラデーションの外側部分の色をパレットカラーから選択します。

        • 方向
          パターン]で「グラデーション2」を選択した場合は、グラデーションの始点から終点への方向を指定します。

        • パターン
          パターン]で「グラデーション3」を選択した場合は、グラデーションのパターンを指定します。

        • 中心X(dot)
          パターン]で「グラデーション4」を選択した場合は、グラデーションの中心点となるX座標を指定します。

        • 中心Y(dot)
          パターン]で「グラデーション4」を選択した場合は、グラデーションの中心点となるY座標を指定します。

        • 半径(dot)
          パターン]で「グラデーション4」、または「グラデーション5」を選択した場合は、グラデーションの半径を指定します。

属性式

属性式を設定します。属性式については、「5-3-1 属性式の設定」を参照してください。

軸の設定([方向と表示]タブ)

方向と表示]タブでは、項目軸と数値軸の方向、各軸の表示/非表示、凡例の表示/非表示などを設定します。


チャートのプロパティ[方向と表示]タブ

項目
説明
チャートの方向
項目軸と数値軸の方向を変更して表示します。


数値軸が縦の場合(左)と、数値軸が横の場合(右)

参考

項目軸は横、数値軸は縦」にした場合は、左下を起点とし、項目軸は左から右へ、数値軸は下から上へ増加します。
項目軸は縦、数値軸は横」にした場合は、右上を起点とし、項目軸は上から下へ、数値軸は右から左へ増加します。

表示

項目軸、数値軸、凡例、第2項目軸の表示/非表示を指定します。

制限事項

第2項目軸にチェックを付けても、[系列]タブで第2数値軸に指定される系列がない場合は、第2項目軸は表示されません。
また、第2項目軸は、第1項目軸と完全に重なって表示されることがあります。

系列の設定([系列]タブ)

系列]タブでは、第1数値軸と第2数値軸に設定する系列を指定します。各系列について、表示/非表示を個別に設定します。


チャートのプロパティ[系列]タブ

項目
説明
該当数値軸
第1数値軸と第2数値軸に設定する系列を指定します。第2数値軸に指定された系列は、第1数値軸の系列より前面に表示されます。該当数値軸は、各系列のプロパティでも設定できます。両者の設定は連動しています。
系列の表示

各系列について、表示/非表示を個別に設定します。[表示する]内の系列がチャートに表示されます。[表示しない]に移動すると、その系列はチャートに表示されません。

データマーカーの全体的な設定([マーカーグループ1]タブ)

マーカーグループ1]タブでは、系列の表示形式、系列データ同士の重なり、項目データ間の表示間隔、補助線の表示/非表示などを設定します。
系列]タブの[該当数値軸]欄で、[第2数値軸]に系列データが設定されている場合は、[マーカーグループ2]タブも表示されます。設定項目は[マーカーグループ1]タブと同じです。


チャートのプロパティ[マーカーグループ1]タブ

項目
説明
棒の属性
棒グラフのタイプ、系列データ同士の重なり、項目データ間の表示間隔、区分線の表示について設定します。
設定値は、棒グラフの場合のみ有効です。
  • 並び方
    棒の表示形式を選択します。

    • 並び
      系列データを横(縦)に並べて表示します。

    • 積み上げ
      積み上げ棒グラフにします。

    • パーセンテージ
      100%積み上げ棒グラフにします。

  • 余白
    各項目データ間の表示間隔を指定します。

  • 重なり
    系列データの重なりを指定します。[並び方]が「並び」の場合のみ指定できます。

  • 区分線の表示
    系列データの区分を線で表示するか、しないかを指定します。
    並び方]が「積み上げ」、または「パーセンテージ」の場合のみ指定できます。[区分線の表示]にチェックを付けた場合は、[線のスタイル]欄で、線幅、線種、線の色を指定します。

    区分線がある場合

    区分線がない場合

面の属性
面グラフのタイプ、下降線の表示について設定します。設定値は、面グラフの場合のみ有効です。
  • 並び方
    面の表示形式を選択します。

    • 並び
      各系列データの値でそのまま面グラフを表示します。

    • 積み上げ
      積み上げ面グラフにします。

    • パーセンテージ
      100%積み上げ面グラフにします。

  • 降下線の表示
    系列データの要素から項目軸に線を引くか、引かないかを指定します。
    並び方]が「積み上げ」、または「パーセンテージ」の場合のみ指定できます。
    降下線の表示]にチェックを付けた場合は、[線のスタイル]欄で、線幅、線種、線の色を指定します。

    降下線がある場合

    降下線がない場合

折線の属性
線グラフのタイプ、補助線の表示について設定します。
設定値は、線グラフの場合のみ有効です。
  • 並び方
    線の表示形式を選択します。

    • 並び
      各系列データの値でそのまま線グラフを表示します。

    • 積み上げ
      積み上げ線グラフにします。

    • パーセンテージ
      100%積み上げ線グラフにします。

  • 補助線
    補助線の種類を選択します。[並び方]が「積み上げ」、または「パーセンテージ」の場合のみ指定できます。「高低線」、または「降下線」を選択した場合は、[線のスタイル]欄で、線幅、線種、線の色を指定します。

    • なし
      補助線を表示しません。

    • 高低線
      項目ごとに系列データの最大値と最小値を結びます。

    • 降下線
      系列データの要素から項目軸に線を引きます。

チャートを表示する綴りページの選択([綴り]タブ)

設定内容はプロパティエディターの[綴り設定]タブと同様です。「3-9-7 チャートのプロパティを設定する」の「綴り設定」を参照してください。

円形チャートのプロパティ

円形チャートの「チャートのプロパティ」の設定について説明します。

チャートエリアの背景色と枠線の設定([一般]タブ)

一般]タブでは、チャートエリアの背景色と枠線、および、属性式を設定します。設定内容は、矩形チャートと同様です。詳細は本項の「矩形チャートのプロパティ」で、「チャートエリアの背景色と枠線の設定([一般]タブ)」を参照してください。


チャートのプロパティ[一般]タブ

個別の系列の表示/非表示の設定([表示]タブ)

表示]タブでは、凡例の表示/非表示、系列ごとの個別の表示/非表示などを設定します。


チャートのプロパティ[表示]タブ

チャートの種類によって表示される項目が異なります。該当する項目を確認してください。

項目説明
表示
  • 軸の表示
    レーダーチャートの場合のみ表示されます。軸の表示/非表示を設定します。

    • なし
      すべての軸、およびその軸ラベルを表示しません。

    • 起点のみ
      起点となる軸、およびその軸ラベルのみ表示します。

    • すべて
      すべての軸、およびその軸ラベルを表示します。

  • 凡例の表示
    凡例の表示/非表示を設定します。表示する場合はチェックを付けます。

    凡例の表示がある場合(左)とない場合(右)

系列の表示

各系列について、表示/非表示を個別に設定します。[表示する]内の系列がチャートに表示されます。[表示しない]に移動すると、その系列はチャートに表示されません。

データマーカーの塗り込み設定([データマーカー]タブ)

データマーカー]タブでは、系列の向き、円グラフの表示、レーダーチャートの塗り込みなどを設定します。
チャートの種類によって表示される項目が異なります。該当する項目を参照してください。


チャートのプロパティ[データマーカー]タブ

項目
説明
レーダーの属性

(レーダーチャートの場合のみ)

内部塗り込み]にチェックを付けた場合は、データマーカーの内部を塗り込みます。この際に使用される塗り込み色は「チャート系列のプロパティ」で設定された色です。塗り込み色の設定については本項の「矩形チャートのプロパティ」で、「チャートエリアの背景色と枠線の設定([一般]タブ)」を参照してください。


内部が塗り込まれた場合(左)と塗り込まれていない場合(右)

円・ドーナツの属性
円グラフ、ドーナツグラフの場合に表示されます。
  • 系列の向き
    系列データの表示方向を「半径方向」と「回り方向」から選択します。


    半径方向」(左)「回り方向」(右)

    参考

    系列の向き]によって、表示されるチャートが異なります。一系列のみのグラフとは、行数が「1」で、[系列の方向]が「行」、または列数が「1」で[系列の方向]が「列」の場合のグラフをさします。

  • 半径方向の向き

    • 系列の向き]で「回り方向」を指定した場合
      内向き」の場合は、系列1を一番外にして、以降の系列は系列順で円の中心に向かって表示されます。
      外向き」の場合は、系列1を中心にして以降の系列は系列順で外枠に向かって表示されます。

      内向き」(左)と「外向き」(右)

    • 系列の向き]で「半径方向」を指定した場合
      内向き」の場合は、項目1を一番外にして以降の項目は項目順で円の中心に向かって表示されます。
      外向き」の場合は、項目1を内側にして以降の項目は項目順で外枠に向かって表示されます。

      内向き」(左)と「外向き」(右)

  • 半径方向の間隔(%)
    系列の向き]で「回り方向」を指定した場合に系列データ同士の間隔を指定します。

    間隔が「0」の場合(左)と、間隔を設定した場合(右)

  • ドーナツの穴の大きさ(%)
    ドーナツグラフにする際の、穴の大きさを指定します。

引き出し線
  • 引き出し線を使う
    系列ラベルに引き出し線を付けて表示するか指定します。チェックを付けた場合は、[ラベル引き出しの上限値(%)]で設定された値未満の系列に対して引き出し線が表示されます。

  • ラベル引き出しの上限値(%)
    引き出し対象の系列の円グラフに対する割合を指定します。指定された値未満の系列のラベルが引き出されて表示されます。例えば、7%未満の系列ラベルを引き出す場合は、「7」を指定します。

    7%未満の系列のラベルを引き出した場合

  • 線幅(dot)線種線の色
    引き出し線のスタイルを指定します。

制限事項
  • 引き出したラベルが他の系列ラベルと重ったり、チャートエリアをはみ出したりする場合は、系列のラベルは引き出されません。引き出されなかったラベルは、他のラベルと重なる場合があります。
    引き出し線を使用する場合は、グラフのまわりに十分な余白を確保するようにしてください。
  • 引き出し線と他の系列ラベルは重なる場合があります。
  • 引き出したラベルがチャートエリアからはみ出たり、凡例と重なったりする場合は、系列のラベルは引き出されません。
  • 「チャート系列のプロパティ」ダイアログ、[ラベル]タブの[距離(dot)]欄で、意図的に円の外に表示するように設定されているラベルにも引き出し線が表示されます。

チャートを表示する綴りページの選択([綴り]タブ)

設定内容はプロパティの[綴り設定]タブと同様です。「3-9-7 チャートのプロパティを設定する」の「綴り設定」を参照してください。