3-10-1 文章(テキストフレーム)を出力する

長文のテキストを出力する場合は、文章の折り返しや、段落設定などができる「テキストフレーム」を利用します。
テキストフレームでは、文章内で他フィールドを参照させることができるので、動的なテキストが作成できます。

制限事項
  • テキストフレームは、グラフィックモードの場合のみ設定できます。
  • テキストフレームは、日本語様式でのみ設計できます。
  • テキストフレームでは、繰り返しアイテムを作成できません。
  • テキストフレームは、[アイテム一括設定]、[設計内容の印刷]には表示されません。

  • テキストフレームをコピーして別のXML様式ファイルに貼り付ける場合など、参照先フィールドがそのXML様式ファイル上に存在しないときでも、フィールド連携を表すタグ文字列は保持されます。
  • 参照先となるフィールドが削除された場合は、テキストフレームに連携されたタグ文字列は削除されません。手動で削除する必要があります。
  • フィールドを参照して動的なテキストを作成する場合に、参照するフィールドデータに以下の記号が含まれていると、テキストフレームの印字処理が正常に完了せず、印刷時の動作に影響します。
    • テキストフレームの文字列が印字されない状態で、帳票を出力します。(Service Pack 7以前)
    • 印刷を中断して、帳票を出力しません。(Service Pack 8以降)
    そのため、以下の記号を使用する場合は指定子(実体参照)に変更する必要があります。指定子(実体参照)に変更しない場合はサポート対象外となります。
記号 指定子(実体参照)
< &lt;
> &gt;
" &quot;
' &apos;
& &amp;
(半角スペース文字) &nbsp;
参考

固定文字をテキストフレームに変換できます。アイテム変換については、「3-5-12 アイテムを異なる種類に変換する」を参照してください。

テキストフレームを配置する

テキストフレームの配置は、次の手順で行います。

  1. [テキストフレームの作成]を選択する

    アイテム]-[テキストフレームの作成]を選択、または[テキストフレームの作成]ボタンをクリックします。
    マウスカーソルがと表示されます。

  2. ドラッグして領域を指定する

    フォーム上の任意位置をポイントしたまま、矩形を描くようにドラッグし、フレームサイズを指定することで、テキストフレームが配置されます。


    配置されたテキストフレーム

  3. 配置したテキストフレームを選択する

    配置したテキストフレームを選択します。
    プロパティエディター]に、選択しているテキストフレームのプロパティが表示されます。

    参考

    テキストフレームを最初に作成する際、SVFX-Designerのステータスバーにテキストフレームの初期化中メッセージが表示されます。


    テキストフレームの初期化中メッセージ

テキストフレームのプロパティを設定する

テキストフレームのプロパティを設定します。プロパティは[基本設定]、[綴り設定]に分類され、タブごとにまとめられています。


テキストフレームのプロパティ

基本設定

項目

説明

名前

テキストフレーム名を入力します。指定していない場合は、アイテム名(TextFrame)に加えて、作成した通し番号が付加された名称が自動的に指定されます。英数、カナ、漢字と下線記号(_)が使えます。名前の先頭文字に数字は使用できません。入力できる名前の長さは[動作設定]での設定により異なります。(Service Pack 6で対応)

始点X(dot)

テキストフレームの左上隅のX座標を指定します。

始点Y(dot)

テキストフレームの左上隅のY座標を指定します。

終点X(dot)

テキストフレームの右下隅のX座標を指定します。

終点Y(dot)

テキストフレームの右下隅のY座標を指定します。

文字列

フレーム内に表示させる文字列を入力します。設定欄右の[...]をクリックして表示される[文字列編集]ダイアログで設定します。[文字列編集]ダイアログでは、任意範囲の文字列に対して文字装飾を設定することや、段落の書式体裁を設定できます。操作については、本項の「文字列を入力する」を参照してください。

全角フォント

全角文字を印字する際に使用する書体を選択します。
選択した書体が[文字列編集]ダイアログの[全角フォント]のデフォルト値になります。

半角フォント

半角文字を印字する際に使用する書体を選択します。
選択した書体が[文字列編集]ダイアログの[半角フォント]のデフォルト値になります。

文字サイズ

印字する文字サイズをポイントで設定します。1~96ポイントの範囲内で指定できます。
設定した文字サイズが[文字列編集]ダイアログの[文字サイズ]のデフォルト値になります。

ボールド

チェックをオンにすると、出力される文字が太字になります。
設定した内容が[文字列編集]ダイアログの[ボールド]のデフォルト値になります。

イタリック

チェックをオンにすると、出力される文字が斜体になります。
設定した内容が[文字列編集]ダイアログの[イタリック]のデフォルト値になります。

文字色

テキストの色を指定します。
指定した色が[文字列編集]ダイアログの[文字色]のデフォルト値になります。

文字背景色

テキストの背景色を指定します。指定した背景色が[文字列編集]ダイアログの[文字背景色]のデフォルト値になります。
文字背景色透過]のチェックをオンにした場合は、選択できません。

文字背景色透過

他のアイテムが文字の下に重なるときに、テキストの背景色を透過させるかどうかを指定します。

注意

文字背景色]で色を指定後に[文字背景色透過]のチェックをオンにすると、文字背景色が「パレットカラーの1番目の色」になります。

広域調整

テキストフレームに収まらない文字列が入力された場合に、すべての文字列が出力されるように、文字のサイズを自動的に縮小するかを指定します。

広域調整のチェックをオンにすると、[最小文字サイズ]の指定値を文字サイズの下限として、[調整量]で指定した間隔で、枠内に文字が収まるように自動的に文字サイズを縮小します。

たとえば、[最小文字サイズ]を「10」、[調整量]を「0.1」とした場合、テキストフレーム内の文字サイズを現在のサイズから10ポイントまでの間で、0.1ポイント単位で自動縮小して枠内に収まるように調整します。

広域調整が無効の時の例(左)と広域調整が有効の時の例(右)

最小文字サイズ

広域調整が有効時に、自動で縮小される文字の最小サイズをポイントで指定します。1~96ポイントの範囲内で指定でき、初期値は「1」です。広域調整のチェックをオンにした場合に指定できます。

調整量

広域調整が有効時に、どのくらいの単位で文字を縮小するかをポイントで指定します。0.1~95ポイントの範囲内で指定でき、初期値は「0.5」です。広域調整のチェックをオンにした場合に指定できます。 

余白(上)(dot)

余白(下)(dot)

余白(左)(dot)

余白(右)(dot)

 

テキストフレームの上下左右の余白領域を0~10000ドットの範囲内で指定します。

線の色1

テキストフレームの枠線の色を選択します。

外線の有無

テキストフレームの枠線の有無を指定します。

チェックをオンにする場合は、枠線を表示します。

線種

罫線の種類を選択します。

制限事項
  • 指定した線種がプリンターで扱えない場合は、プリンターでデフォルトとして所有している線種で出力されます。
  • プリンターにより破線の間隔などが異なる場合があります。

線幅

線幅を選択します。
自由(dot)]を選択した場合は、次の[線幅(dot)]で線幅を自由に設定します。

線幅(dot)

線幅]で[自由(dot)]を選択した場合は、線幅をドット単位で設定します。

制限事項

ウィンドウの表示が「400%」以外の場合は、線幅が正確に表現されないことがあります。

枠の種類

枠の種類を[四角]、または[四辺]から選択します。[四角]の場合は枠線すべてについて統一の設定です。[四辺]の場合は上下左右の各罫線について、個別に表示/非表示設定、線幅、線種を設定できます。

コーナー区分

矩形の角の形を指定します。

  • 直角
  • カット
  • 逆丸

コーナー選択(左上)

コーナー選択(左下)

コーナー選択(右上)

コーナー選択(右下)

形を変える角の位置を選択します。
チェックをオンにした場合は、[コーナー区分]で選択した形状に表示されます。チェックをオフにした場合は、直角で表示されます。

コーナーの半径(dot)

コーナー区分]で「カット」、「」、「逆丸」を選択したときに、コーナーの半径を指定します。

線色のパターン

枠線の塗りのパターンを指定します。

タイルパターン

線色のパターン]で「パターン網掛け」を選択した場合に、タイルのパターンを指定します。

タイル線の幅(dot)

線色のパターン]で「パターン網掛け」を選択した場合に、タイル線の幅を指定します。

タイル線の間隔(dot)

線色のパターン]で「パターン網掛け」を選択した場合に、タイル線の間隔を指定します。

グラデーション

線色のパターン]で「グラデーション2」を選択した場合に、グラデーション開始点から終了点の方向を指定します。
終了色、および区分の設定によってグラデーションが変化します。


を指定した場合のグラデーション

線の色2

線色のパターン]で「パターン網掛け」を選択した場合に、タイル線の色を指定します。
線色のパターン]で「グラデーション2」を選択した場合は、グラデーションの終了色を指定します。

綴り設定

綴り設定は、フィールドと同様です。詳細は、「3-7-2 文字や数値の出力エリア(フィールド)を作成する」の「フィールドのプロパティを設定する」を参照してください。

注意

テキストフレームは[Xページ目の色]項目は指定できません。

文字列を入力する

 

配置したテキストフレーム内に文字列を入力したり、文字の書式などを変更したりするには、次のとおり操作します。

  1. [文字列編集]ダイアログを開く

    テキストフレームを選択し、[プロパティエディター]の[文字列]欄右端の[...]をクリックします。
    文字列編集]ダイアログが表示されます。


    文字列編集]ダイアログ

  2. 文字列を入力する

    ダイアログ上部のテキストボックスに、文字列を入力します。


    文字列の入力

  3. 各項目を設定する

    各項目を設定します。詳細は、本項の「フィールドを参照した動的なテキストを入力する」、「入力したテキストの装飾を設定する」、「段落書式を設定する」を参照してください。

  4. [OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉じる

    設定終了後、[OK]ボタンをクリックします。
    ダイアログが閉じます。フォーム上のテキストフレームに、入力した文字列が表示されます。


    フォームのテキストフレームに、入力した文字列が表示される

    制限事項
    • テキストフレームの領域を超える部分の文字列は出力されません。

    • 文字列をコピーする場合は、文字装飾設定もコピー先へ継承されます。

    • テキストフレームの文字列は、UnicodeのIVS(異体字)に対応していません。

フィールドを参照した動的なテキストを入力する

テキストフレームでは、文章内でフォーム上の他フィールドを参照させることで、フィールド位置へテキストが埋め込まれることにより、動的な文章が作成できます。

参考

テキストフレームコマンド
フィールドに印字するデータに専用のテキストフレームコマンドを使用して、改行の挿入やフォント属性の変更など、コマンドから指定することもできます。
詳細は『SVF Java PRODUCTS API関数 リファレンスマニュアル』を参照してください。

ここでは例として、文章内でフィールド「お客様名」を参照するように設定します。
なお、参照先となるフィールドは、事前に作成しておく必要があります。

  1. フィールド名の挿入位置を指定する

    テキストフレームを選択し、[プロパティエディター]の[文字列]欄右端の[...]をクリックします。
    文字列編集]ダイアログのテキストボックス内で、フィールド名を挿入する位置へカーソルを移動します。


    フィールド名を挿入する位置へカーソルを移動

  2. 参照先のフィールドを選択する

    フィールド]欄をクリックすると、テキストフレーム内で参照可能なフィールドの一覧がリストアップされます。参照するフィールド名をその中から選択します。


    フィールド]欄の参照先フィールドを選択

  3. フィールド参照を示すタグ文字列を挿入する

    追加]ボタンをクリックします。


    追加]ボタンをクリック

    テキストボックスのカーソル位置に、フィールドとの連携を表すタグ文字列が挿入されます。


    カーソル位置に、タグ文字列が挿入される

    フィールドにセットされるデータが出力される際に複数行にまたがるのを防ぎたい場合は、挿入前に[分割禁止]のチェックをオンにます。

    分割禁止]のチェックをオンにして、お客様名フィールドに「○○コンピュータ株式会社」を出力した場合は、出力された文字列は複数行にまたがらずに、出力されます。


    分割禁止のチェックをオンにして、出力した場合

    参考
    • 分割禁止]の設定は文字列を対象とするため、同じフィールドを複数設定し、どれか1つでも[分割禁止]の設定がされている場合は、それらすべてのフィールドが[分割禁止]の対象です。
      また、異なる参照先フィールドでも同じ文字列が出力される場合は、[分割禁止]の対象です。固定で入力した文章に対しても同様です。[分割禁止]の文字列の幅がテキストフレームの幅より長い場合は、[分割禁止]は無視され、その文字列は分割されます。

    • 参照先フィールドの「名前」が変更された場合は、テキストフレーム内に埋め込まれた該当フィールド名も自動的に更新されます。

    • テキストフレームをコピーして別のXML様式ファイルに貼り付けるなど、参照先フィールドがそのXML様式ファイル上に存在しない場合でも、フィールド連携を表すタグ文字列を保持します。

    制限事項
    • 参照先となるフィールドが削除された場合は、テキストフレームに連携されたタグ文字列は削除されません。手動で削除する必要があります。

    • プロパティでマスク設定されているフィールドは、テキストフレーム内で参照できません。

      データ参照をしつつ、参照するフィールドを印字したくない場合は、「ページマスク」を利用します。詳細は「3-7-13 印字しない範囲(ページマスク)を設定する」を参照してください。

フィールドを参照する場合の制限事項

フィールドを参照した動的なテキストを入力する場合の制限事項は次のとおりです。

  • 参照先フィールドのプロパティのうち、次の設定値は無視されます。X(dot)Y(dot)ピッチ(dot)全角フォント半角フォント文字サイズ縦倍率横倍率文字の方向回転角度ボールドイタリックアウトラインアウトラインの線幅(dot)マスク・イメージ白文字シャドウグラデーションを使用グラデーション開始色グラデーション終了色グラデーション区分

  • テキストフレームが属する階層により、参照できるフィールドの階層が異なります。参照できる階層には「」を、参照できない階層には「」を記しています。

 

フィールドが属する階層

テキストフレームが属する階層

 

用紙直下

レコード

連写

用紙直下

サブフォーム

レコード

連写

入力したテキストの装飾を設定する

テキストフレーム内の文字列の書式は、プロパティで設定されている値がデフォルトです。
テキストフレーム内の一部の文字列に対してフォントやサイズ、文字色などの装飾を変更したい場合は、[文字列編集]ダイアログで設定します。

  1. 文字列を選択する

    テキストフレームを選択し、[プロパティエディター]の[文字列]欄右端の[...]をクリックします。
    文字列編集]ダイアログのテキストボックス内で、装飾を指定する任意範囲の文字列を選択します。


    書式を変更する文字列を選択

  2. 文字列の装飾を設定する

    文字]、[下線/取消線]を設定します。

    文字


    文字列編集]ダイアログ

    項目

    説明

    フォント
    • 全角フォント
      選択した文字列範囲の全角フォントを指定します。

    • 半角フォント
      選択した文字列範囲の半角フォントを指定します。

    • 文字サイズ
      選択した文字列範囲の文字サイズを1~96ポイントの範囲内で指定します。

    文字装飾
    • ボールド
      選択した文字列範囲を太字にします。

    • イタリック
      選択した文字列範囲を斜体にします。

    • 文字色
      選択した文字列範囲の色を指定します。

    • 文字背景色
      選択した文字列範囲の背景色を指定します。[透過]のチェックがオフになっている場合に有効です。

    • 透過
      他のアイテムが文字の下に重なるときに、テキストの背景色を透過させるかどうかを指定します。

    下線/取消線


    文字列編集]ダイアログの[下線/取消線

    項目

    説明

    位置
    • 線位置
      選択した文字列範囲に引く下線/取消線の位置を指定します。

    • 線位置調整(dot)
      線位置の微調整をdot単位で指定します。

    種類
    • 線種
      下線/取消線の種類を指定します。

    • 線幅
      下線/取消線の幅を指定します。

    • 線幅(dot)
      線幅で[自由(dot)]を選択すると、dot単位で指定できます。

    • 線色
      下線/取消線の色を指定します。

    注意

    文字列編集]ダイアログ上の表示において、下線/取消線の設定の反映については次の制限があります。

    • 位置
      」、「中央」は中央に表示されます。
      ベースライン」、「」は下位置に表示されます。

    • 線種

      「破線」などを選択した場合でも、すべて直線で表示されます。

    • 太さ

      選択した線幅に関係なく、すべて同じ太さで表示されます。

    • 下線(取消線)の色は、下線が設定されている文字の色で表示されます。

    適用]ボタンをクリックすると、[文字列編集]ダイアログを開いたまま、設定した内容をフォーム上のテキストフレームに反映させることができます。
    OK]ボタンをクリックすると、[文字列編集]ダイアログを閉じ、設定した内容をフォーム上のテキストフレームに反映させることができます。
    キャンセル] ボタンをクリックすると、[文字列編集]ダイアログを閉じ、設定した内容を破棄します。


    文字列編集]ダイアログを開いたまま、設定した内容をフォーム上のテキストフレームに反映

    参考
    • 文字背景色]で色を指定後に[文字背景色透過]のチェックをオンにすると、文字背景色が「パレットカラーの1番目の色」になります。

    • 参照先フィールドが埋め込まれたタグ文字列の書式を変更した場合は、出力される文字列にその書式が反映されます。


      フィールドの文字列の書式を変更した例

テキストの装飾設定(文字)をデフォルト値に戻す

文字列の任意範囲に指定されている装飾設定であるフォント、文字装飾、色をデフォルト値に戻す場合は、次の手順で操作します。


文字列の書式を変更した例(上)と、デフォルト値に戻した例(下)

  1. 文字列を選択する

    テキストフレームを選択し、[プロパティエディター]の[文字列]欄右端の[...]をクリックします。
    文字列編集]ダイアログのテキストボックス内で、デフォルト値に戻したい文字列を選択します。


    デフォルト値に戻したい文字列を選択

  2. [文字属性クリア]ボタンをクリックしてデフォルト値に戻す

    文字属性クリア]ボタンをクリックします。


    文字属性クリア]ボタンをクリック

    選択していた文字列の文字装飾設定がデフォルト値に戻ります。


    デフォルト値に戻る

テキストの装飾設定(下線/取消線)をデフォルト値に戻す

文字列の任意範囲に指定されている装飾設定である下線/取消線をデフォルト値に戻す場合は、次の手順で操作します。


文字列の書式を変更した例(上)と、デフォルト値に戻した例(下)

  1. 文字列を選択する

    テキストフレームを選択し、[プロパティエディター]の[文字列]欄右端の[...]をクリックします。
    文字列編集]ダイアログのテキストボックス内で、デフォルト値に戻したい文字列を選択します。


    デフォルト値に戻したい文字列を選択

  2. [線属性クリア]ボタンをクリックしてデフォルト値に戻す

    線属性クリア]ボタンをクリックします。


    線属性クリア]ボタンをクリック

    選択していた文字列の下線/取消線設定がデフォルト値に戻ります。


    デフォルト値に戻る

段落書式を設定する

テキストフレーム内の文章について、インデントや行送り、行揃え、組版処理などの書式を設定します。テキストフレーム内の文章は改行されていても、全体で1つの段落として扱われます。

  1. [段落]の各項目を設定する

    テキストフレームを選択し、[プロパティエディター]の[文字列]欄右端の[...]をクリックします。
    文字列編集]ダイアログの[段落]欄で各項目を設定します。


    文字列編集]ダイアログの[段落

    段落書式は、インデント、行送り、行揃え、組版処理と、設定内容ごとにタブで区切られています。

インデントを設定する

インデント]タブで、段落のインデント、およびマージンを設定します。


段落]-[インデント]タブ

各設定値の関係は、次のとおりです。


余白とインデントとの関係

 

参考

余白は、テキストフレームのプロパティで設定できます。

項目

説明

1行目開始(dot)

1行目のインデント(開始位置)をドット単位で設定します。

「余白(左)」で設定した値+「開始位置」で設定した値+「1行目開始」で設定した値が、実際の開始位置です。

開始位置(dot)

段落の左マージンを0~100000ドットの範囲内で設定します。

「余白(左)」で設定した値+「開始位置」で設定された値が、実際の開始位置です。

終了位置(dot)

段落の右マージンを0~100000ドットの範囲内で設定します。

「余白(右)」で設定した値+「終了位置」で設定された値が、実際の終了位置です。

段落前(dot)

段落の上マージンを0~100000ドットの範囲内で設定します。

「余白(上)」で設定した値+「段落前」で設定された値が、実際の開始位置です。

段落後(dot)

設定できません。

行送りを設定する

行送り]タブで行間を設定します。


段落]-[行送り]タブ

項目

説明

モード
  • 行間余白 (固定行送り)
    固定サイズの行の高さにより、行を配置します。行の高さは、行内の文字サイズにかかわらず、常に一定です。行に含まれる文字が行の高さ以下の場合のみ、余白が現れます。
    下図の例では、一定の高さで配置された各行の状態です。行の高さ以上の文字が存在するため、1つ前の行に重なっています。


行間余白 (固定行送り)」の場合

値(dot)]は、「39.37~1574.803(cmに変換した値: 0.25~10)」が指定できます。

  • 比率 (自動行送り)

行の高さに対する比率にて行を送り、配置します。比率には、1.0(100%)~2.0(200%)が指定できます。
行の高さは、行内の最大文字サイズです。行の位置は、行の高さに対する比率により決定します。これにより、比率が1.0以上または行の高さが異なる場合のみ、余白が現れます。
下図の例では、比率を1.5とした場合に配置された各行の状態です。 3行目では、行の高さが異なるため、直後の行と共に行送り間隔が広くなります。


比率 (自動行送り)」の場合

  • 最小 (自動行送り)

行の高さの最小値を[値(dot)]で指定します。値は、0~1574.803 (cmに変換した値: 0~10)指定できます。行内の文字サイズが指定した値を超えた場合は、その文字サイズがその行の高さです。
例えば、次の図では文字は30ptに設定されていますが、最小値の設定が50ptのため行の高さは50ptです。最小値として設定された値より大きい文字列が存在する場合は、該当行に限り、文字列の大きさが行の高さです。


最小 (自動行送り)」の場合

  • 行間余白 (自動行送り)

値(dot)]に行と行の間の余白を指定します。値は、0~1574.803(cmに変換した値: 0~10)が指定できます。
行の高さは、文字列の大きさに合わせて自動的に送られます。


行間余白 (自動行送り)」の場合

行揃えを設定する

行揃え]タブで段落の行揃えを設定します。


段落]-[行揃え]タブ

項目

説明

段落の左右の行揃えを選択します。

  • 左揃え

  • 右揃え

  • 中央揃え

  • 両端揃え


両端に合わせて文字列を揃えます。
最後の行、または1行のみの場合は左揃えです。

行内で文字の大きさが異なる場合は、基準(水平)となる位置を選択します。

ベースラインとは、異なる大きさの文字列を揃える場合に、基準となる位置を示すものです。フォントの種類によって異なります。




組版処理を設定する

組版処理]タブで段落の組版処理を設定します。


段落]-[組版処理]タブ

項目

説明

空き量調整を有効にする

文字(種類)の組み合わせによって、文字間に空きを挿入したり、文字間を詰めたりします。主に行末の文字が行のサイズにきれいにおさまらない場合の調整として使用します。

禁則処理を有効にする

行末に配置してはならない文字、行頭に配置してはならない文字、行をまたいで分割してはいけない文字の組み合わせに従って行内に配置する文字を決定します。禁則処理をしない場合は、フィールド参照に対する分割禁止も無効です。

折り返し行末空白除去を有効にする

自動で行を折り返す場合に、その行末から次の行の先頭にかけて連続する空白を削除し、次の行の先頭は空白以外の文字から始まるようにします。