4-4-1 文字列関数

関数名
機能
AT 半角文字を1桁、全角文字を2桁として数えた場合に、指定された文字列が先頭から何桁目にあるかを数値型データで取得します。先頭にある場合は1です。
全角/半角の判定は、SVF固有の仕様に基づきます。
ATW 指定された文字列が、文字型データの先頭から何文字目にあるかを数値型データで取得します。先頭にある場合は1です。
LEFT 半角文字を1桁、全角文字を2桁として、先頭から指定した桁数分の文字列を取得します。
全角/半角の判定は、SVF固有の仕様に基づきます。
LEFTW 先頭から指定した文字数分の文字列を取得します。
LEN 半角文字を1桁、全角文字を2桁として数えた場合のデータの桁数を数値型データで取得します。
全角/半角の判定は、SVF固有の仕様に基づきます。
LENW データの文字数を数値型データで取得します。
REP 文字列を指定回数分、繰り返し印刷します。
RIGHT 半角文字を1桁、全角文字を2桁として、データの末尾から指定した桁数分の文字列を取得します。末尾は1です。
全角/半角の判定は、SVF固有の仕様に基づきます。
RIGHTW データの末尾から指定した文字数分の文字列を取得します。末尾は1です。
SPC 指定した数の半角スペースを挿入します。
MID 半角文字を1桁、全角文字を2桁として、文字の開始位置から指定した桁の位置を先頭とし、指定した桁数分の文字列を取得します。
全角/半角の判定は、SVF固有の仕様に基づきます。
MIDW 指定した開始位置から指定した文字数分の文字列を取得します。
REPLACE 文字、または文字列を指定した文字列に置き換えます。
REVERSE 文字列を逆順にします。

AT

機能 半角文字を1桁、全角文字を2桁として数えた場合に、指定された文字列が先頭から何桁目にあるかを数値型データで取得します。先頭にある場合は1です。
全角/半角の判定は、SVF固有の仕様に基づきます。
書式 AT(文字列or文字型フィールド名,文字)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に検索対象の文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「文字」に、検索する文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  3. 「文字」が、「文字列or文字型フィールド名」の先頭から何桁目にあるかを取得します。
注意

数値型データとして値が取得されるため、編集式で関数を指定する場合は、FORMAT関数、またはSTR関数を使用して文字型データに値を変換してから指定する必要があります。

使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」の文字"京"を指定し取得する場合
    • 編集式 STR(AT(S1,"京"))
    • 印刷結果 "3"
  • 例2 数値型フィールド「I2」で、フィールド「S1」の文字"京"を指定し取得する場合
    • 計算式 AT(S1,"京")
    • 印刷結果 3
  • 例3 数値型フィールド「I2」で、フィールド「S1」の文字"京"を指定し取得したデータを出力する場合
    • 編集式 FORMAT(AT(S1,"京"),"ZZ9")
    • 印刷結果 "3"(=半角スペース)

ATW

機能 指定された文字列が、文字型データの先頭から何文字目にあるかを数値型データで取得します。先頭にある場合は1です。
書式 ATW(文字列or文字型フィールド名,検索文字列)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に検索対象の文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「検索文字列」に、検索する文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  3. 「検索文字列」が、「文字列or文字型フィールド名」の先頭から何文字目にあるかを取得します。
注意

数値型データとして値が取得されるため、編集式で関数を指定する場合は、FORMAT関数、またはSTR関数を使用して文字型データに値を変換してから指定する必要があります。

使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都渋谷区"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」の文字"京"を指定し取得する場合
    • 編集式 STR(ATW(S1,"京"))
    • 印刷結果 "2"
  • 例2 数値型フィールド「I2」で、フィールド「S1」の文字"渋"を指定し取得する場合
    • 計算式 ATW(S1,"渋")
    • 印刷結果 5
  • 例3 数値型フィールド「I2」で、フィールド「S1」の文字"渋"を指定し取得したデータを出力する場合
    • 編集式 FORMAT(ATW(S1,"渋"),"ZZ9")
    • 印刷結果 "5"(=半角スペース)

LEFT

機能 半角文字を1桁、全角文字を2桁として、先頭から指定した桁数分の文字列を取得します。
全角/半角の判定は、SVF固有の仕様に基づきます。
書式 LEFT(文字列or文字型フィールド名,桁数)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に取得する文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「桁数」に、データの先頭から取得する桁数を数値で指定します。
  3. 「文字列or文字型フィールド名」を先頭からn桁取得した結果が出力されます。
使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都渋谷区"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」の左から6桁分のデータを出力する場合
    • 編集式 LEFT(S1,6)
    • 印刷結果 "東京都"
  • 例2 文字型フィールド「S2」の値として、フィールド「S1」の左から6桁分のデータを取得する場合
    • 計算式 LEFT(S1,6)
    • 印刷結果 "東京都"

LEFTW

機能 先頭から指定した文字数分の文字列を取得します。
書式 LEFTW(文字列or文字型フィールド名,文字数)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に取得する文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「文字数」に、データの先頭から取得する文字数を数値で指定します。
  3. 「文字列or文字型フィールド名」を左からn文字取得した結果が出力されます。
使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都渋谷区"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」の左から3文字分のデータを出力する場合
    • 編集式 LEFTW(S1,3)
    • 印刷結果 "東京都"
  • 例2 文字型フィールド「S2」の値として、フィールド「S1」の左から6文字分のデータを取得する場合
    • 計算式 LEFTW(S1,6)
    • 印刷結果 "東京都渋谷" (=半角スペース)

LEN

機能 半角文字を1桁、全角文字を2桁として数えた場合のデータの桁数を数値型データで取得します。
全角/半角の判定は、SVF固有の仕様に基づきます。
書式 LEN(文字列or文字型フィールド名)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に桁数を求める文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「文字列or文字型フィールド名」の桁数を数値型で取得します。
注意

数値型データとして値が取得されるため、編集式で関数を指定する場合は、FORMAT関数、またはSTR関数を使用して文字型データに値を変換してから指定する必要があります。

使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」のデータ桁数を出力する場合
    • 編集式 STR(LEN(S1))
    • 印刷結果 "6"
  • 例2 数値型フィールド「I2」の値として、フィールド「S1」のデータ桁数を取得する場合
    • 計算式 LEN(S1)
    • 印刷結果 6
  • 例3 数値型フィールド「I2」で、フィールド「S1」のデータ桁数を出力する場合
    • 編集式 FORMAT(LEN(S1),"ZZ9")
    • 印刷結果 "6"(=半角スペース)

LENW

機能 データの文字数を数値型データで取得します。
書式 LENW(文字列or文字型フィールド名)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に文字数を求める文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「文字列or文字型フィールド名」の文字数を数値型で取得します。
注意

数値型データとして値が取得されるため、編集式で関数を指定する場合は、FORMAT関数、またはSTR関数を使用して文字型データに値を変換してから指定する必要があります。

使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都渋谷区"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」の文字数を出力する場合
    • 編集式 STR(LENW(S1))
    • 印刷結果 "7"
  • 例2 数値型フィールド「I2」の値として、フィールド「S1」の文字数を取得する場合
    • 計算式 LENW(S1)
    • 印刷結果 7
  • 例3 数値型フィールド「I2」で、フィールド「S1」の文字数を出力する場合
    • 編集式 FORMAT(LENW(S1),"ZZ9")
    • 印刷結果 "7"(=半角スペース)

REP

機能 文字列を指定回数分、繰り返し印刷します。
書式 REP(文字列or文字型フィールド名,回数)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に繰り返す文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「回数」に、繰り返す回数を指定します。
  3. 「文字列or文字型フィールド名」が指定した回数分、繰り返し表示されます。
使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」のデータを2回繰り返して出力する場合
    • 編集式 REP(S1,2)
    • 印刷結果 "東京都東京都"
  • 例2 文字型フィールド「S2」の値として、フィールド「S1」のデータを2回繰り返したデータを取得する場合
    • 計算式 REP(S1,2)
    • 印刷結果 "東京都東京都"

RIGHT

機能 半角文字を1桁、全角文字を2桁として、データの末尾から指定した桁数分の文字列を取得します。末尾は1です。
全角/半角の判定は、SVF固有の仕様に基づきます。
書式 RIGHT(文字列or文字型フィールド名,桁数)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に取得する文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「桁数」に、データの末尾から取得する桁数を数値で指定します。
  3. 「文字列or文字型フィールド名」を末尾からn桁取得した結果が出力されます。
使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都渋谷区"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」の右から6桁分のデータを出力する場合
    • 編集式 RIGHT(S1,6)
    • 印刷結果 "渋谷区"
  • 例2 文字型フィールド「S2」の値として、フィールド「S1」の右から6桁分のデータを取得する場合
    • 計算式 RIGHT(S1,6)
    • 印刷結果 "渋谷区"

RIGHTW

機能 データの末尾から指定した文字数分の文字列を取得します。末尾は1です。
書式 RIGHTW(文字列or文字型フィールド名,文字数)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に取得する文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「文字数」に、データの末尾から取得する文字数を数値で指定します。
  3. 「文字列or文字型フィールド名」を末尾からn文字取得した結果が出力されます。
使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都渋谷区"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」の右から3文字分のデータを出力する場合
    • 編集式 RIGHTW(S1,3)
    • 印刷結果 "渋谷区"
  • 例2 文字型フィールド「S2」の値として、フィールド「S1」の右から6文字分のデータを取得する場合
    • 計算式 RIGHTW(S1,6)
    • 印刷結果 "京都渋谷区"

SPC

機能 指定した数分の半角スペースを挿入します。
書式 SPC(文字数)
設定 「文字数」に、半角スペースをいくつ挿入するか数値で指定します。
注意

フィールドの編集スタイルでは、必ず無編集を設定してください。SVFでは、編集式、フィールドの編集処理(編集スタイル)という順番で処理されます。SPC関数で空白を挿入しても、その後のフィールドの編集処理(編集スタイル)で左詰めが選択されている場合は、空白を詰めて処理します。

使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都渋谷区"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」のデータの先頭に半角スペースを2つ挿入して出力する場合
    • 編集式 SPC(2)+S1
    • 印刷結果 "東京都渋谷区"(=半角スペース)
  • 例2 文字型フィールド「S2」の値として、フィールド「S1」のデータの先頭に半角スペースを2つ挿入したデータを取得する場合
    • 計算式 SPC(2)+S1
    • 印刷結果 "東京都渋谷区"(=半角スペース)

MID

機能 半角文字を1桁、全角文字を2桁として、文字の開始位置から指定した桁の位置を先頭とし、指定した桁数分の文字列を取得します。
全角/半角の判定は、SVF固有の仕様に基づきます。
書式 MID(文字列or文字型フィールド名,開始位置,桁数)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に取得する文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「開始位置」に、取得するデータが先頭から何桁以降なのかを数値で指定します。
  3. 「桁数」に、「開始位置」から何桁分のデータを取得するかを数値で指定します。
  4. 「文字列or文字型フィールド名」の「開始位置」から「桁数」分のデータを取得します。
設定内容 印刷状態
「開始位置」が、データ全体の桁数より大きい場合 ""
「開始位置」の値が、1より小さい場合 ""
「桁数」の値が、1より小さい場合 ""
使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都渋谷区"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」のデータの7桁目から4桁分のデータを出力する場合
    • 編集式 MID(S1,7,4)
    • 印刷結果 "渋谷"
  • 例2 文字型フィールド「S2」の値として、フィールド「S1」のデータの7桁目から4桁分のデータを取得する場合
    • 計算式 MID(S1,7,4)
    • 印刷結果 "渋谷"

MIDW

機能 指定した開始位置から指定した文字数分の文字列を取得します。
書式 MIDW(文字列or文字型フィールド名,文字位置,文字数)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に取得する文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「文字位置」に、取得するデータが先頭から何文字目以降なのかを数値で指定します。
  3. 「文字数」に、「文字位置」から何文字分のデータを取得するかを数値で指定します。
  4. 「文字列or文字型フィールド名」の「文字位置」から「文字数」分のデータを取得します。
    設定内容印刷状態
    「文字位置」が、データ全体の文字数より大きい場合""
    「文字位置」の値が、1より小さい場合""
    「文字数」の値が、1より小さい場合""
使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"東京都渋谷区"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」のデータの1文字目から3文字分のデータを出力する場合
    • 編集式 MIDW(S1,1,3)
    • 印刷結果 "東京都"
  • 例2 文字型フィールド「S2」の値として、フィールド「S1」のデータの5文字目から2文字分のデータを取得する場合
    • 計算式 MIDW(S1,5,2)
    • 印刷結果 "渋谷"

REPLACE

機能 文字、または文字列を指定した文字列に置き換えます。
書式 REPLACE(文字列or文字型フィールド名,検索文字列,置換文字列)
設定
  1. 「文字列or文字型フィールド名」に置き換える文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
  2. 「検索文字列」に、置き換える文字を指定します。
  3. 「置換文字列」に、置き換え後、表示させる文字を指定します。
  4. 「文字列or文字型フィールド名」の「検索文字列」が「置換文字列」に置き換えられます。
使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"帳票太郎"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」のデータの"太郎"を"花子"に置換してデータを出力する場合
    • 編集式 REPLACE(S1,"太郎","花子")
    • 印刷結果 "帳票花子"
  • 例2 文字型フィールド「S2」の値として、フィールド「S1」のデータの"太郎"を"花子"に置換したデータを取得する場合
    • 計算式 REPLACE(S1,"太郎","花子")
    • 印刷結果 "帳票花子"
注意

空白に置き換える場合は、必ずフィールドの編集スタイルで無編集を設定してください。SVFでは、編集式、フィールドの編集処理(編集スタイル)という順番で処理されます。REPLACE関数で空白に置き換えても、その後のフィールドの編集処理(編集スタイル)で左詰めが選択されている場合は、空白を詰めて処理します。

REVERSE

機能 文字列を逆順にします。
書式 REVERSE(文字列or文字型フィールド名)
設定 「文字列or文字型フィールド名」に逆から出力したい文字型データか、データが入ってくるフィールド名を指定します。
使用例 前提条件
文字型フィールド「S1」に"ABCDE"というデータが入力された場合
  • 例1 文字型フィールド「S2」で、フィールド「S1」のデータを"EDCBA"と逆からデータとして出力する場合
    • 編集式 REVERSE(S1)
    • 印刷結果 "EDCBA"
  • 例2 文字型フィールド「S2」の値として、フィールド「S1」のデータを"EDCBA"と逆からデータとして取得する場合
    • 計算式 REVERSE(S1)
    • 印刷結果 "EDCBA"